短歌で決着つけようぜ -3ページ目

短歌で決着つけようぜ

白黒はっきりさせようぜ





ろくろちゃんとガチ短歌バトルを行いました。

お題「音」by ちぃ
審査:朱鞠、らかいゆ、コロ


レコベル
「音のない この世界での 君が言う 言葉の紡ぎに 音を上げる私」

ろくろ
「深層を黒く染めゆく波紋の輪 涙が落ちる音と連なる」


勝者はろくろちゃんでした。


私の短歌は、ピグをやっている人なら情景が浮かびやすい言葉を選んでおり、お題の意味を掛けるタイプの作り方にしている。
確かに情景が浮かびやすいと評価は頂いた。

一方、ろくろちゃんの短歌は情景の絵は想起しづらいかもしれないが、
上の句の「深層を黒く染めゆく波紋の輪」で「無音」を作り、
下の句の「涙が落ちる音と連なる」で、波紋に落ちる涙という想像しやすい「音」を作った。
「無音」の舞台を用意し、涙が落ちる「音」を感じさせる、レベルの高い手法だと感じた。
ピグと無関係なのも良し。

やや中二病を感じさせるのは、ろくろちゃんがバリバリの中二病出身だからだ。



『ぺりぺりと 心にできた かさぶたを 剥がして傷付き はがして傷付き』
作:ろくろ

ろくろちゃんが自分の誕生日に、私が好きそうな短歌ができたと詠んでくれた作品。
予想通りこういった悲しげな短歌は大好きですが、自分の誕生日にこの作品を披露する胆力がすごい。



『「おめでとう」きみの心の かさぶたの 痛み和らぐ 言霊となれ』
作:レコベル

ろくろちゃんの誕生日に贈った短歌。
かさぶた短歌への返歌でもある。



『夜更けて オフィスに響く 打鍵音 モニタが写す 私は屍』
作:ろくろ
お題「おしごと」

時にろくろちゃんはこういった自虐的な歌を詠む。
酔わせると情熱的になる一面もあり大変奥ゆかしい女性である。



『虫が鳴く 秋の夜長に 短歌など たのしみたいけど 明日も労働』
作:DJあへあへうんこまん
お題「おしごと」

ピグ民はそれぞれ出没する時間帯が様々だが、うんこまんさんは昼夜問わず神出鬼没なので、お仕事されていたことに安心した作品でした。



『腕を組み 新入部員を 眺めみて 先輩風を いざ吹かし初め』
作:レコベル

短歌コミュの新入部員に贈った歌。




以下はお題が「短歌部屋 雑煮」の作品群。

『幾年か 過ぎさり人の 気配消え 改めて見る 言霊の珠玉』
作:レコベル


『ちぃが搗き ろくろが捏ねし 雑煮部屋 座りしままに 焼けるしうまい』
作:らかいゆ


『様々な 味持つ者たち 集い来て 詠まれる短歌 まさに雑煮』
作:ちぃ


『短歌部屋 雑煮がろくろの 原点で 久しく集えば 嬉しい楽しい』
作:ろくろ

”つまらない” なんてことは あり得ない 味わい深い コミュです。雑煮
作:コロ


短歌コミュに対しての個々の思いが色濃くでた作品たち。
私の歌のテーマが「別れ」なのは、兎にも角にも悲しげな短歌が好きだからです。
『三度めの消えゆく夏の部室には愛しき日々が凪につつまれ』

短歌コミュ退部を賭けた短歌バトルでの歌。
お題は「秋」。
ちなみに相手の歌は
「腹が鳴る ギガマックスの ペヤングを 一気食いして 鼻から戻す」
お題が「食欲」なら負けていただろう。




『夢だった純白ドレスの受付が「お年に合わせたお色にしましょう」』

お題は確か「ドレス」
お年に合わせたお色とは「キナリ色」と言うらしい。
ウエディングプランナーは、ややご年配の花嫁にはキナリのドレスを"クラシックな雰囲気"と言って勧めるそうだ。
クラシックて。





『死‌ぬことも 生き抜くことも ままならぬ 愛しきこの世の この日を祝う』

友人の誕生日に贈った歌。お気に入り。





『給料が 嫁のどんぶり 勘定で ぼくのごはんは いつも小盛り』

お題は「どんぶり」。
憑依系短歌は基本得意ですが、この歌は難産でした。




『憎らしい 揺れる心が止められぬ たった三十一文字なのに』

お題は「短歌」。
自分で作っといてなんだが、こんなこと言うヤツはちょっとイラッとする。
「三十一文字」を短歌らしく「みそひともじ」と読むと合計29文字で矛盾が生じ、ますます周囲の反感を買う仕上がりとなった。