非嫡出子 相続判決 雑感 | A氏のあーかいぶのブログ

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非嫡出子 相続判決     2013.11.22 fb

少し前になるが、最高裁の判決で、非嫡出子相続分差別違憲とされた。平成7年の最高裁判決では、違憲ではないとされていたので、大きな方向転換だ。判決全文を読んでいないが、18年前と時代が大きく変わったということだろう。これで、民法の相続法の該当部分も改正されるが、寄与分制度の規定も変更する必要があるだろう。

 嫡出子が相続財産を期待し、ご両親に仕えていたとする。現行法では、特別な寄与・貢献が求められるが、それに値する寄与・貢献がないと寄与分制度の恩恵は受けられない。もし、葬儀の後に、非嫡出子の方が突然現れて、相続財産請求されたらどうなるだろう。改正された後の民法の規定にしたがうと、ご両親に仕えてきた嫡出子の方は、法律自体に怒りを覚えないだろうか。拡大して想像すると、一部の道義的見方からは、非嫡出子を差別するムーブメントが起きないだろうか。

 最高裁の裁判官は、法社会学の視点にも考慮し、この点まで配慮して判決をくだしたのであろうが、逆差別の危険性の要素を含んだものだと考える。