ブラアラキ~静御前ゆかりの地編~(栗橋・古河) | 血塗ラレタ日記

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9月に入りまして、まだまだ酷暑は続くけれども
 
月最初の土曜はアレ

宇都宮線栗橋駅で下車

 
改札を出ると・・・
静御前ゆかりの地ということで地元では大事にされておりまする
 
明治期には栗橋地区に「静村」という地名があった程(合併で消滅)
 
静御前の説明は特にいいよね?
 
駅前にお墓があるよ
静御前は源義経を追って奥州へ向かう途中、義経討死の報を聞くことになり・・・
 
京へ戻ろうとするも、旅の疲れから病にかかりこの栗橋で亡くなった、という伝説(終焉の地については諸説あり)
こちらがお墓
 
静御前は吉野で義経一行と別れた後、追手に捕まってしまい鎌倉に送られ
 

頼朝の前で義経を想う唄を舞い、逆鱗に触れたと伝わる二つの詩

「しづやしづ しづのおだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
 
泣ける・・・
 
他には地元の有志が建てた供養塔も
義経の供養塔
 
静御前と義経の間に生まれるも、男子であった為に頼朝に殺されてしまった子の供養塔
 
 
その後、利根川沿いへ向かい
利根川を越え
茨城県古河市へ
 
古河市訪問は二度目
 
栗橋駅からは歩いて約35分
鶴峯八幡宮
 
所在地:茨城県古河市中田
創建:1181年
 
元々稲荷神社があり、源頼朝が戦勝祈願
 
戦後、鶴岡八幡宮より勧進したのが始まり
 
二之鳥居
 
拝殿
 
 
本殿
 
豪快な御朱印(ノ^^)ノ
 
神社の隣には
光了寺
 
宗派:天台宗→真宗大谷派
 
元々は栗橋地区にあり「高柳寺」と称し、後に移転・改名
 
この寺院は・・・
静御前が葬られたと伝わる寺院であり
 

静御前の戒名が伝わっており、義経の物と合わせて二人の遺品が納められているそうな

本堂
 
遺品を見学するには事前予約が必要らしく、見たかったなぁ・・・・
 
 
参拝後、バスで古河駅に向かい
 
駅から歩くこと約35分
「思案橋」という橋へ
 
ここは、静御前が奥州へ向かう途中義経討死の報に接し
 

このまま奥州へ向かうか京へ戻るか、思案と哀しみに暮れたと伝わる橋

 
橋のたもとには広場があり、静御前の像が建っておるよ
 
地元の人に大事にされているのが分かるわね(涙)
 
広場にはベンチが設置されおり
橋の近くにある地元企業トモヱ乳業さん寄贈
 
素敵やん・・・
 
 
静御前に想いを馳せた後、帰りの途へ
バス停も「思案橋」
 
酷暑により戻りはバスで
古河駅から帰京の途へ
 
静御前の伝説は義経と同じく様々な地に沢山あり
 
埼玉と茨城の境にもあったとは
 
永遠に語り継がれて欲しいわね