「Under The Sign of Hell」(1997年)
Gorgoroth
ノルウェーのブラック・メタル、ゴルゴロスの3rd
バシバシと叩きつける様なドラムと完全に気が触れたかの様に喚き散らすヴォーカル
ハードコア風に突進したり、メロウな要素が強かったり、朗々としたノーマル声を入れて勇壮なパートがあったりと楽曲も多彩
ブラック・メタルの中でも屈指の如何わしさと邪悪さが充満している名盤
「demigod」(2005年)
behemoth
ポーランド出身のブラック・デス・メタル、ベヒーモスの7th
整合感のある演奏で暴虐にブラストしつつも、音はカッチリして展開はシンプルなのでとても聴きやすい作品
全体的にはデスとブラックの中間的だが、重さよりも疾走感を重視している点はやはりブラックメタル的
SATYRICON
ノルウェーのブラック・メタル、サテリコンの6th
1st~3rdは原始的なブラックメタル・サウンドだったが、徐々に無機質なヘヴィネスを強め、今作は重厚かつビートの効いたサウンドを聴かせくれる作品
CELTIC FROSTを思わせるような暗い邪悪さを漂わせ、VENON以来の流れを組む正統派メタルリフを響かせる
ブラックというより硬派なヘヴィメタル
「Obsessed by Cruelty」(1986年)
SODOM
「ジャーマン・スラッシュ三羽烏」の一角、ソドム
EPと1stが収録されているというお得なアルバム
この2枚まではブラック・メタルの要素が強い音楽性
「DARKNESS COME ALIVE」(2009年)
doomriders
CONVERGEのネイト・ニュートン率いる爆走バンド、ドゥームライダーズの2nd
前作ではメタル的アプローチは聴かれたものの、どちらかというとパンク・ロックの影響が大きかったが、凄まじい安定度とヘヴィネスを手に入れることに成功
よりドラマティックなツイン・リード・ギターも印象的な爆走ヘヴィロックに仕上がっている