【ツイート詩ログ】911~920 | CLIO

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最近は詩を中心に書いています。
作詞活動の記録も少々。動画も貼ります。


ツイート詩・ログ

ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです



0221


911.綺麗なものを綺麗だと言えるなら、泥の中を歩き回るのも悪くないなぁ。


0222


912.今、独りだと言う貴方が悲しい。貴方がほしいのは私じゃないのは、いたいほどわかるわ。側にいたって目に入らなきゃ意味なんてないのね。


0223


913.心は揺れるし、傷むし、潰れるし、とても不便だ。けれど心がなければ動く先を決められない。思うがままに、思わなければ何も出来ない。か弱い心に忠実、そんな身体なのだ。


0224


914.貴方は貴方が言うような人ではない。見方を変えれば、評価も変わる。貴方は私のように、貴方を正面から見たことはないだろう。鏡を睨みつけただけでは、価値など決めつけられない。


0225


915.悟ったように咎めるのは止めて。怒る時もあるよ、必死だから。心を、思想を、身体を、関係を。自分が感じた寂しさや息苦しさから全てを守るために、声を張り上げ拳を握るの。時にはそれで誰かを傷つけるけれど、そうやって生きていくんだ。


0226


916.誰でもいいから側にいて。優しくなくていいから親切にして。時には手放しで、ただ居心地のいいぬるま湯に浸かったっていいじゃない。


0227


917.誰もが美しいと言うものは、きっと美しいのだろう。醜く歪んでいても誰か一人が美しいと言えば、それは嘘ではないのだろう。おかしい。それなら何故、この世界がすべて美しいと言えないのだろうか。


0228


918.歴史が在るから今が在るのではない。今が在るからこそ、歴史を語ることが出来るのだ。


0301


919.特別であることも難しいわね。誰もしないことをしなければならないんだから。地球にこれだけ人がいたら、誰もやってないことを探すのも困難になってくるわ。


0302


920.求め合うように出来てるんだからさ、愛し合うように出来てるんだからさ。きっと心配しなくても、そのうち寂しくなくなるんだろうね。気長に待つよ。