【ツイート詩ログ】301~310 | CLIO

CLIO

最近は詩を中心に書いています。
作詞活動の記録も少々。動画も貼ります。


ツイート詩・ログ

ツイッターにて上げていた短い詩を、
なうにて公開していたものです



0619

301.高過ぎる木は、支柱がなければ倒れてしまう。依然として空を目指す私には、まだまだ君が必要なんだ。

0620

302.本当に怖いのなら止めても構わないよ。でも、怖いと思い込んだところで止まってはいけない。

0621

303.振り返った後ろがどんなに優しくても、私は戻る橋を落としてしまった。こんな私を笑っておくれよ。進むための脚はあっても、前を向くための勇気がない。

0622

304.竜も花も、いずれ人も、滅びの波には逆らえない。その前に、私は私でないものに。君は君でないものに、進化してみようか。

0623

305.愛したら、最期まで。それが私の意地だ。たとえこの手から貴方が離れたとしても。愛していた、それが幸せだった、と笑って言えるように。

0624

306.歌えないカナリアを海に浮かべるように。飛べない蜂が空を舞うように。走れなくなったその脚は、貴方をじくじく奪っていく。すべてが失われる前に、切り離してしまえたなら。

0625

307.背負ったものが大きければ大きいほど、止まることは出来ないんだよ。それが正しくなかったとしても、正しくないのだと自覚していても。

0626

308.誰かが僕の世界から消えてしまう前に、僕のほうからさようならを言うよ。何一つ欠けていない、完璧なままの世界に。

0627

309.話をしよう、世界を終わりにしてしまう前に。貴方がどうやって生きていきたいのか、見つけるために。一人じゃ無理なら、私も一緒に探すからさ。

0628

310.優しくしたい、と思うのは優しくされたいからじゃない。手を差し伸べたい、と思うのはお礼がほしいからじゃない。でも私の言葉や行動で誰かが進めるなら、それを無駄だとは思わないよ。