色々と考えさせられる事が多いのですが
最近は、SPA（デイスパ）に、エステのメニューを
導入したいという案件が増えています。
もちろん
デイスパでは、基本は癒しのメニュー必要不可欠ですが・・・
女性の気分的なバイオリズムに
合わせて
より多彩なメニューを用意するコトも大切ですね！
今は、「癒しのメニュー」を受けたい
でも、美意識が高まり、ボディラインを整えたかったり
アンチエイジングしたりと・・・・
ニーズが逆転する時がある、女性の気分的なバイオリズム
間口を狭く、より専門性を持たせて、
少数アイテムで勝負する！ といった、
個人店の小規模なサロンでは、このスタイルで確立されて
いらっしゃるサロンも、沢山あります。
中規模～大規模なSPAやサロンになると・・・
多くの利用客の「ニーズや気分的要素」に合わせて
バリエージョンが利くメニューのラインナップが
求められるように思います。
話は変わって・・・
少し前までの
SPA施設やデイスパのトリートメントは、
癒しや健康に寄ったメニューのラインナップが豊富でした。
マッサージの種類が豊富だったり・・・
スクラブやラップ ハーブボールやストーン
フラワーバスやハイドロバス
クリームバス タラソテラピー などなど
これをいくつか組み合わせて
SPAパッケージメニューがあったりと・・・
このように
「海外のリゾートスパに来たような気分が味わえる」
非日常的なスパが続々と増えていきました。
2003年～デイスパブームのオープンラッシュ
都内のある有名な高級SPAの事例では、
ピーク期
来店ペースは、２～３ヶ月に1回
平均単価 約２２，０００円
利用客は、２０代後半から３０代女性が中心。
いい時で、月商３，０００万円
つまり、日販 約１００万円 １日４５人のお客様が来店する。
１日５～６回転（ベッド８～９台）
と・・・
これで、上手くまわっていた時代もあったのですが・・・
この後・・・・
なにしろ、都内はデイスパが増えすぎてしまったので、
２～３ヶ月に１回帰って来ていたリピート客が、
「せっかくだから、次はこっちのSPAに行ってみよう
」
という具合に
“まだ行ったことがないデイスパをまわる”という
現象が起きてしまった。
次々にＯＰＥＮする魅力的なスパが増えてしまったので、
目移り状態ですよね
あっちも行ってみたい こっちも行ってみたい
１００坪クラスのデイスパ 初期投資１億、２億以上なんて話もゴロゴロと・・・
業界では、様々な意見があるようですが、特に良く聞くのは？
ハードに依存したスパは、
「１度行ってみたかったスパ」になる！
簡単に言うと・・・
“１度行ってみたかっただけ”で、“次は別のスパに行く”
というコト
オープンしたばかりの時は、人が集まるが・・・
その後はなかなか固定客がつかない
しかも、中～大型店になると、
一体何人の顧客を囲わなければならないか？
初期投資がペイできずに・・
悪戦苦闘しているデイスパは数知れず
生き残りをかけて・・
どこもソフト面に目を向けているのですが・・・
では、
ソフトって具体的には何を？どう変えていくコトなのか？
このあたりが、また重要課題
・ホスピタリティ？？
・従業員のモチベーション？
・技術力？接客力？
・メニュー？
・サービス？
施設にとっては、悩みどころですね！
どれも正解で、どれにも重要視していかなければ
ならないコトなんでしょうが・・・
大切なのは、どこまで突っ込んで改革できるか？
という事なのかもしれませんね。
施設側の自己満足に終わらずに、
お客様レベルで、その事が感じとって頂けているか？
とてもベーシックな事ですが、このあたりを重要視している
施設では、モニタリングや覆面調査なども怠らないし、
お客様の声が、ちゃんとＴＯＰに上がる仕組みをとっています。
ホスピタリティ強化は今は常識
でも、お客様に「感動した！」と、言って頂けるレベルまで
やり込んでいる施設が、いったいどのくらいあるのかは？
・・・？？？
何を実施するにしても、言えるコトですが、
戦略と戦術を決めたら
↓
徹底して、やり込む！必要があるのでしょう。
具体策なんて・・・ いくらでもありますからね！
話は戻りますが・・・
デイスパのエステメニュー導入
「また来て頂けるデイスパ」への取組みの中に
ビューティメニューの強化が１つ上げられます。
これは、
癒しのメニューで初来店して
→その時に魅力的なビューティメニューを見つけて
→「次来た時は、これを受けてみよう
」と、利用客に
とって、いかに印象に残る流れをつくるか！？
また、
癒しと美を１度で体感できるメニューへの取組み
（効果が即 実感できるモノ）
このように、リピート固定客を確保する戦略や、
ヘビーロイヤルユーザー向けの特別なサービスを
独自に考えられているSPAも多くあります。
弊社に依頼を頂く案件も・・・
このように、リピーター戦略の相談が、増えています。
SPAやエステ、リラクゼーションサロン、ビューティサロンと・・・
それぞれの経験で培った実例を元に、できるだけ柔軟に、
そして、１つ１つを 新企画として捕らえて、
丁寧に取り組むように心がけています。
デイスパにしても・・・ エステにしても・・・
１つ１つのサロンに勝って頂かないと、私達のステージも
発展しないですからね！
そういう意味では、運命共同体ですよね！
サロンの良きパートナー的な存在であり続けたいと、
深い思いを持って、このお仕事を存分に楽しみたいと・・・
そんな風に思ってます。
久々ブログテーマ
「コンサルタントとしての思い」 でした。
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