しだれ桜の名所を求めて…。【山武市 妙宣寺】2/3 | Mrs.風来坊の足あと手帖

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先程の長光寺からすぐ近くにある妙宣寺。こちらの境内にあるしだれ桜も立派です。
慶安元年(1361年)埴谷城主  埴谷備前守重義公(はにやびぜんのかみしげよしこう)が建立。その子日英上人が開山のお寺です。

妙宣寺にて日英に学んだ日親(日英は、父の弟となる人)は、鍋冠日親として有名な人です。
将軍足利義教に『立正治国論』を進言して、法華信仰を進めたために怒りに触れ、入牢させられて迫害を受けました。
熱くなった鍋を頭からかぶせられても信念を貫き通したので『鍋冠日親』と呼ばれ人々に讃えられたそうです。
日親は、足利義教が失脚して牢から出されましたが、その後も足利義政の怒りに触れまた入牢、迫害と言う目にあったようです。
その信仰心の強さ、精神力、凄まじさを感じます。凄い人がいたのですね。
その後どうなったのか気になりますが、82歳で生涯をとじたそうで、何かほっとした気持ちになりました。
昔にしてはかなりの長寿ではないかなと思いました。


山門


山門からのアプローチ


山門入ってすぐの右手に観音様が…。


そして大きなしだれ桜。
枝振りがお見事です!


拡大!


まだ少し早いのですが、それでも桜を堪能出来ました。
来年は満開の頃に訪れてみたいです。


パチパチ…。


長光寺と妙宣寺のウォーキングマップ
長光寺の前に広い駐車場(無料)があります。