作:三岐ともき
イラスト:石原理
白泉社(花丸文庫)
2003.4
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。


明確な意図をもって殺人を犯した者は孤島での自給自足の生活を強いられる「流刑法」が制定され、殺人者たちはみな島一つ丸ごと刑務所という「鬼流島」へと送られることとなった。
医療ミスの濡れ衣を着せられて、この島へと左遷されたしまった医師の篠塚は、鬼流島で通称閻魔大王、刑務所所長の城戸川と出会う。
露骨に口説いてくる唯我独尊の城戸川に反発しか感じなかった篠塚だが……


本棚整理のために再読。
舞台は殺人犯は全員無人島にある刑務所に島流し、そんな流刑法が制定された日本。
医療ミスの罪を着せられて「鬼流島」に左遷された篠塚と、自らを島の支配者と称する刑務所所長、城戸川。
刑務所所長×医者で俺様×ツンデレ。
流刑法の設定も、それぞれになにか抱えたキャラクターたちもおもしろい。


作者の三岐さん、これ意外でお名前を拝見したことがないんだけど、これ一冊なのが惜しいところ。


BL以外の部分はとても面白く読んだんだけど、ただ個人的にはメイン二人が近づきすぎるのがちょっと急だったかなあと思った。
まあでもBLならばよくある範囲かも。


鬼流島カノン (白泉社花丸文庫)/三岐 ともき

¥600
Amazon.co.jp

作:茅田砂胡
イラスト:忍青龍
中央公論社(C☆ノベルズ)
2001.11
超個人的評価:★★★+☆☆


ダニエルを助けてから眠りにつくまでのジャスミンの日々。
残されたケリーは成長していくダニエルを見守りながらも財閥総帥としての責務をこなしていく。
そんな時彼の前に現われたのは一人の美しい天使で……


前回ああああ!!!!ってなった勢いで読破。
てっきり後日談とか、番外編とかの短編集とかなのかと思っていたら一続きのお話だった。
早く帰ってきてジャスミン……なんて思っていたけれど、その夢はまだ遠そうです。

彼女と共に生きるために今までと違う人生を選んだケリー。
なんていうか後半の彼は大物すぎていっそつらい。
さすがだぜキングオブパイレーツ……

大きくなったダニエルとのすれ違いは仕方ないけど、やっぱりちょっと切ないです。
ダニエルの物語もまたどこかで読めるんだろうか。


後半のルゥが出てきて以降、デルフィニア未読の私は正直ちょっと置いてきぼりでした。
ラー一族って結局なんなのさ!!
とりあえずデルフィニア戦記を読もうと思います。
そしたら暁の天使たちだな!!ってはりきっていたら、デルフィニアは20冊越えだという……
わあい!楽しみだなー。。。orz


スカーレット・ウィザード外伝―天使が降りた夜 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡

¥945
Amazon.co.jp

作:茅田砂胡
イラスト:忍青龍
中央公論社(C☆ノベルズ)
2001.3
超個人的評価:★★★★-☆


息子ダニエル奪還のために立ち上がったケリーとジャスミン。
敵はクーア財閥の巨大な権力に固く守られている。
持てる策、力のすべてをかけて二人は決戦の地、巨大要塞と潜入する。
そして、そこに待ち受けている結末とは……?!


世界中を巻き込んだ二人のダニエル奪還大作戦。
大ピンチの中ではありますが、ゴジラ夫婦が思う存分暴れる様はなんとも痛快です。

表紙のダニエルかわいい。

ぶっ飛んでる二人だけれど、ここまでの間にちゃんと愛(と呼んでもいいでしょうこの絆)が生まれているのにきゅんとした。

そして事件は解決……だけど衝撃的すぎるラストへ。
絶対最後に冗談だってなると思ったのになりませんでした。

ああ、二人が幸せに暮らせる日はいずこ。
とりあえず外伝に進もうと思います!!

スカーレット・ウィザード〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡
¥998
Amazon.co.jp

作:茅田砂胡
イラスト:忍青龍
中央公論社(C☆ノベルズ)
2000.11
超個人的評価:★★★★☆


低脳海賊団の首領は卑劣な行動でケリーを本気で怒らせてしまった。
触れられたくない過去を土足で踏みにじられたキングオブパイレーツは全力を持って復讐することを決意する。
すべてのリミッターを解除したダイアナ・イレブンスは信じられない跳躍を見せ……


黒ゴジラこと(笑)ケリーの命がけの追撃から始まり、彼の過去があきらかになったり、ダニエル誘拐と敵の宣戦布告。相変わらずもりだくさんなシリーズ4巻です。


あとがきの主人公夫婦を黒ゴジラ赤ゴジラと称しているのが可愛くて仕方ない。
そんなゴジラ夫婦は今回殴り合いの夫婦ゲンカをしております。
危機的状況が続いていますが、早くこの夫婦に平和な時間が来ますように!

スカーレット・ウィザード〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡
¥945
Amazon.co.jp

作:茅田砂胡
イラスト:忍青龍
中央公論社(C☆ノベルズ)
2000.7
超個人的評価:★★★★-☆


出産を控えたジャスミンの代わりに総帥代理の座についたケリー。
その途端無人車は暴走し、強化硝子は落ちてくる。
あからさまな攻撃と同時に反ジャスミン派の重役たちの露骨な囲い込み作戦が始まって……


ケリーが幽霊星に行ったり、黒幕たちが暗躍したり、ジャスミンが出産したり、ケリーが誘拐されたりするとっても波瀾万丈な3巻。
ダイアナの過去が描かれた書き下ろしも収録。


始まりが始まりだけに不思議な距離感の夫婦だけれど、お互いが信頼しあっている
感じが素敵です。ここからはケリーのターンかな?
あとがきの怪獣二匹に納得して思わず笑ってしまった。

かなり続きが気になるところで終るので、4巻を準備してから読むことをオススメします。


スカーレット・ウィザード〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡

¥945
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作:茅田砂胡
イラスト:きがわ琳
中央公論社(C☆ノベルズ)
1999.11
超個人的評価:★★★★☆


一匹狼の海賊から巨大財閥の副総帥へと強引に転身を遂げさせられてしまったケリー。
おまけに妻であるクーア財閥の女王、ジャスミンには見える見えざるを問わず敵ばかりだ。
今度はクーア財閥の探査宇宙船が消失した……
単身救助に向かおうとするジャスミンを引き留める執事のイザドー曰く「お腹のお子さまのためにも、それだけはおやめくださいませ」
それは本当に俺の子か?
驚愕するケリーに女王の答えは……


女王様まさかの妊娠に驚愕した。
計画的すぎる犯行に巻き込まれてしまったケリーが不憫。
しかし妊娠してもジャスミンはジャスミンでした。
身重の身体で戦闘機に乗って人命救助ってそんな無茶な?!
それでもやり遂げてしまうところが彼女の彼女たる所以なのでしょう。

今回ジャスミンの元彼たちも集合です。
そんな彼女をなんだかんだ言いながら全力で助けようとするケリーは本当にいいヤツだなあ。


ところで表紙のジャスミンの割れた腹筋にときめかずにはいられませんでした。
なんてナイスバディ!


スカーレット・ウィザード〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡

¥945
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作:茅田砂胡
イラスト:きがわ琳
中央公論社(C☆ノベルズ)
1999.7
超個人的評価:★★★★☆


『海賊達の王』ケリーの元に奇妙な依頼が舞い込んだ。
契約として一年だけ結婚して欲しい。
そんな依頼を持ち込んできた赤い髪で迫力満点の美女の正体は、宇宙一を誇るクーア財閥の女王、ジャスミンだった。
聞けば聞くほど無茶な仕事を断ろうとするケリーに、女王はある賭を持ちかけて……


続編購入のため再読。
色々あって大財閥の赤き女王様、ジャスミンと一年契約の夫を勤めることになったキング・オブ・パイレーツ、ケリー。
一見尻に敷かれているようでも、ハチャメチャっぷりは結構良い勝負かも。
ケリーの相棒で規格外な宇宙船の人工知能、ダイアナの活躍も含めて今後が楽しみです。

スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)/茅田 砂胡
¥945
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作:海堂尊
宝島社(宝島社文庫)
2008.9
超個人的評価:★★☆☆☆


小児科病棟の問題児、瑞人の父親が殺された。
彼を担当している看護師、小夜は何かを知っているらしいのだが。
二人の歌姫と、かつての名プロデューサー。
警視庁から出向中の警視正加藤や、白鳥も加わって、事件は意外な真相を迎えるが……


一風変わった登場人物たちが医療現場で発生したリアルな事件に挑む前作が好きだったので、正直ちょっととまどった。

歌で人に感情や映像を伝える力を持った二人の女性。
なんだか急に眉唾っぽいというかファンタジーな展開に。

薄幸の美少女由紀ちゃんだとか、酒浸りの元歌姫と彼女の才能を愛した男とかちょっとあれもこれも詰め込み過ぎな気がする。
結局この不思議な歌は事件にそんなに関係ないよね。


たぶん前作を読まずにこの本だけ読めばこんなに違和感は感じなかったかも。

ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)/海堂 尊
¥500
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作:海堂尊
宝島社(宝島社文庫)
2008.9
超個人的評価:★★★-☆☆


前回チーム・バチスタの謎を解明した田口医師。
再び事件は彼の元を訪れる。
今度の舞台は東城大学付属病院の小児科病棟。
網膜芽腫を煩った少年たちのメンタルケアを引き受けることになってしまった田口だったが、そんなとき患者の一人の父親が殺される事件がおこって……


ぽんぽん出てくる登場人物たちと、前半のほのぼのぶりはライトな医療モノのドラマを見ているようで楽しかった。
けど、リアルとフィクションのバランスが良かった前回と比べてちょっとテイストが変わった?
三人称になったせいもあるのかなあ。
なんだかちょっと違和感を感じてしまいました。

ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)/海堂 尊
¥500
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作:海堂尊
宝島社(宝島社文庫)
2007.11
超個人的評価:★★★+☆☆


連続術中死の真相を探るためスタッフへの聞き取りを進める田口。
行き詰まりかけていた彼の前に現われたのは高階病院長の知り合いだという厚生労働省の役人で、変人白鳥だった。
とんでもない行動で事件周辺をかき回すだけかき回す白鳥のとばっちりを受ける田口だったが、不思議と事件は解決へと転がりはじめ……?


白鳥の登場で一気に雰囲気が変わり加速していく下巻です。
こんな人近くにいたらめんどくさそうだな(笑)
田口先生がすっかり振り回されて苦労人になっています。不憫。
ロジカルモンスター、白鳥の振りかざす論理にはうーん……と思う部分もたくさんあるんだけど、妙な勢いでそのまま読まされてしまう。


医療の現実と理想と、人間。
事件の真相がただ犯人がわかってよかったねで終らないところが良いです。


チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)/海堂 尊

¥500
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