作:樹生かなめ
イラスト:藤井咲耶
笠倉出版社(クロスノベルズ)
2006.6
超個人的評価:★★★-☆☆
この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません
サラリーマンの昴はある朝目覚めると猫になっていた。
恋人で会社の先輩でもある本間は猫になった昴にはひどく冷たい。
行き場のない昴を助けたのは、大嫌いだった社長の甥、小此木だった。
猫になったことによって見えてきた、人間だった時とは違う世界。
果たして昴の運命は・・・・・・
なんでしょう、この懐かしいノリ。
まさしくラブコメという感じの一冊でした。
朝起きたらなぜだか猫になっていた昴(なぜなら彼は化け猫の一族の末裔だったのです)
猫になってみれば優しかった先輩は実はひどいヤツで、意地悪だと思っていた小此木が実は優しいけど不器用ないい人だと気づきます(王道)
色々あって、昴は人間に戻って、小此木も昴の事情を受け入れてハッピーエンド。
突然現れた昴の従兄弟だと名乗る男(実際は昴の兄でやっぱり化け猫)に昴(猫)を渡されて、「この子を昴と呼んであげてください」って言われて従っちゃう攻はほんといいヤツだなあと(笑)
全体的にライトでポップなお話だけれど、深く追及したら色々重い設定かもしれない。
化け猫一族の寿命はものすごく長いらしいので、彼らに待ち受けているのは最終的に別れですよね。
そういう異類婚姻譚的な話は個人的には大好物なんだけど、そのあたりはものの見事にスルーされています。
って、明るい話だったはずなのに、気づけばなんだかしんみりした気分になってしまいました。
おかしいな。
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