作:崎谷はるひ
イラスト:小鳩めばる
フロンティアワークス(ダリア文庫)
2009.1
超個人的評価:★★★★-☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


派手で綺麗な顔をした征矢は見た目通りにそこそこ遊び人で、見た目に反して本が好きな24歳。
ある日立ち寄った図書館で、彼は高校時代に所属していたバスケ部の先輩・白倉と再会する。
真面目で融通の利かない白倉と斜に構えていた征矢とは当時衝突を繰り返していた。
しかしそれはお互いに気にせずにいられなかった裏返しでもあり……。
地味ではあるけれど男らしく成長した白倉に興味を惹かれた征矢は、彼との関係を変えるためにモーションをかけ始めるが……


カタブツの元先輩×イケイケで若干女王様な元後輩。
この厚さの分いろんな萌えが詰まった一冊でした。
高校時代の不器用で甘酸っぱい感じも楽しいし、現在正攻法で迫ってみる主人公の健気さ
とかも楽しいし、先輩のナナメ上な行動も楽しかった。
まさかの巨○設定とか(笑)お互いキレると人格が変わるところも。


このコンビ好きだなあ。


ラブスクエア (ダリア文庫)/崎谷 はるひ
¥690
Amazon.co.jp



作:高将にぐん
イラスト:蒼井せり
白泉社(花丸文庫)
2008.9
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


webデザイナー見習いとして働いている星二はある日帰り道で青い小瓶拾った。
その中から現われたのは黒い猫耳と尻尾を持った謎の男。
みっつの願いを叶えようと言い出した男は、どう見ても星二の会社の出来る上司、小津だった。
サラリーマンは仮の姿で実は魔法使いだと言う小津は願いを言えと星二に迫ってきて……


デキる上司が実は魔法使いで、魔法を使うと耳と尻尾が出てそれをしまうにはHな事をしなければならない。
全体的にトンデモ設定のオンパレードなんだけど、いつも途中からそれが気にならなくなるいつもの高将さんマジックです。
何度も言うけどこういうノリは嫌いじゃないよ。


攻のみ猫耳って新しい、ような気がする。
一見俺様に見える攻はマタタビに弱いとか、イカネギが食べられないとかリアルにゃんこ属性でなかなかカワイイです。
そして受は以外と男前だと思っていたら短編でリバ?っていた。
というかまさかのショッタショタだった。びっくり。
魔法使いは子供の日に子供になるそうです。
なんてマジック!!


猫耳サラリーマン (白泉社花丸文庫)/高将 にぐん
¥560
Amazon.co.jp

作:万城目学
幻冬舎
2007.10
超個人的評価:★★★-☆☆


きみは神経衰弱だから。
そんな理由を付けられて突然奈良にある女子校に赴任させられた「おれ」。
任されたクラスの生徒とはちっとも上手くやれないし、しゃべる鹿まで現われた?!
信じられない気持ちのまま鹿の申し出を突っぱねた翌日、鏡に映った顔はなんと鹿になっていた。元の姿に戻るには”目”を手に入れないといけないというのだが……
果たして「おれ」の運命は……


ホルモーが面白かったから買ってみたけれど、正直イマイチかも。
冒頭が色々『坊ちゃん』リスペクトなのはわかったけれども、坊ちゃんを読んだのがちょっと前なのでどこがどうといえるほど分析は出来ません。まる。


主人公がごちゃごちゃ悩んでいて、状況が動き出すまでの前半はちょっと冗長な感じです。
後半、堀田が活躍しだしてからが本番かも。

4つの学校と神獣とそれを巡る人々のファンタジー。
この馬鹿馬鹿しさは嫌いじゃないんですが、ちょっとだけごちゃごちゃしていた気がする。

正直一番面白かったのは、堀田が言ったイイワケの「マイシカ」だったりします。


鹿男あをによし/万城目 学

¥1,575
Amazon.co.jp

作:剛しいら
イラスト:石原理
光風社出版(クリスタル文庫)
2002.11

超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


ライバルの東に追いつくために練習に励む徹の新しい対戦相手が決まった。
現役東大生ボクサーとして名前を売っている井原は、ボクシングをバカにしたような発言と共に、相手に卑怯な心理攻撃を仕掛けてくることで有名な人物。
困惑するジムに徹に当てた熱烈なファンレターが届き初めた。
それと同時に加藤の元へ彼の母親がやってきて……
ボクシングだけではなく、二人の間も暗雲の予感?
シリーズ第5段。


始まりがあんなだったけれど、徹と加藤の優しい関係は見ていてほのぼのする。
何事にもまっすぐな徹がほんといい子でいい子で。
加藤の母親とのエピソードが切ないです。
徹のまっすぐさにはみんな救われるなあ。


そして西崎と万里の関係性にとてもときめく。
恋愛ではない、でも友情でもないけれど、強い関係。
ラブじゃなくていいんだ。ラブじゃないから余計にときめくんだ。

また続きを探して来ねば。


なんかシリーズをちょっとずつちょっとずつ読んでいるせいで、すごく長いシリーズを読んでいるような気がしていたけれど、ここでまだ5巻なんだな。

シリーズは7巻まで+番外編。

がんばって追いつこう。

ボクサーは犬と歩む―ドクター×ボクサー〈5〉 (クリスタル文庫)/剛 しいら
¥500
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作:新田一実
イラスト:冨士山ひょうた
小学館(パレット文庫)
2003.11
超個人的評価:★★☆☆☆


いつの間にか悠次の名前はペットセラピストとしてご近所の噂話になっていた。
それ以外は平和な日常……だったはずなのに突然将が誘拐されたらしい。
誘拐犯は将の家が資産家だということは知らないようだ。
果たして彼らの目的は??
悠次はタマと協力して将の救出に乗り出すが……

相変わらずペットは癒していないシリーズ第3巻。


将誘拐編です。
1巻から続いていた自動車泥棒事件が、正直ここまで引っ張られるとは思わなかった。


悠次が動物としゃべれるという設定はまあ生きているけれど、やっぱりペット心理療法士っていうタイトルにはちょっと違和感がある気がする。
この設定じゃなくてもこの話はできるんじゃないかなあと。

それともこれからちゃんと心理療法っぽいところがメインになるんだろうか。
今のところこのシリーズのメインはなんなんだろうと考えてみた。
悠次と将の関係?タマの秘密?
うーん。

ペット心理療法士事件ファイル〈No.3〉 (パレット文庫)/新田 一実
¥530
Amazon.co.jp

作:榎田尤利
イラスト:茶屋町勝呂
太陽図書(SHYノベルズ)
2003.1
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


N.Yでプロダンサーを目指す日本人の青年、潤也はオーディションに向かう途中通行人とぶつかって意識を失ってしまう。
目が覚めた潤也の前にいたのは財閥の御曹司で弁護士のアシュリー。
ぶつかった拍子に怪我をした潤也にアシュリーは手厚い介護を申し出るが……


ダンスもののマンガが好きなので、この設定だけでかなりときめきます。
エリート弁護士×ダンサーの卵。
ちなみに出発点はハーレクインっぽい話、だそうで。はーれくいん……

昼間クールでとっつきにくいアシュリーは夜潤也が眠っていると思った時だけ、本来の優しさを見せます。このギャップにとまどいながらも引かれていく潤也。
本当は英語は話せるんだけど、なんとなく言い出せなくて起るすれ違いがかわいい。
偶然から起った出会いの非日常感がなんともクセになりそうです。

過去のトラウマから精神的に追い詰められてとんでもない行動に出てしまうアシュリーが、ぎりぎりのところでこちらの世界に戻ってくるところに作者の優しさを見たような気がします。


そしてさりげなくどこかで見たことある人が登場していました。
羽根くんシリーズの千疋さんことシンさん。
こっちでもさりげなくいい人でした。


弁護士は恋を自白する (SHYノベルス)/榎田 尤利

¥903
Amazon.co.jp


作:嬉野君
イラスト:高山しのぶ
2010.1
超個人的評価:★★★+☆☆

金星特急 1 (新書館ウィングス文庫)/嬉野 君
¥651
Amazon.co.jp

謎の美女『金星』の花婿に選ばれればこの世の栄華は思いのままになる。
そんな花婿を選ぶ電車『金星特急』は世界のどこかに不定期に現われる。
条件はただ一つ「生殖能力のある男」であること。
ただし――今までに帰ってきたものは一人もいない。
噂に引かれて詰めかけた男たちはことごとく消えてしまった。
高校を中退したばかりの錆丸は、一目惚れをした金星に逢うためにこの電車に乗り込むが……


ポスターで一目見ただけの謎の女性に、文字通り一目惚れしたおかげで電車に乗り込んだ錆丸。
無愛想な砂鉄と、王子様のようなユースタス、個性的なメンバーに囲まれて謎だらけの冒険は始まったばかり。
世界観はとても面白いです。
ただあっちもこっちも謎だらけの、まさに第一巻という感じで、まだ物語がどっちに転ぶかわかりません。
続きを楽しみに待とうと思います。


って言ってたら、2巻は6月の頭に出るみたいです。

忘れないようにしないと。


作:椎崎夕
イラスト:北畠あけ乃
太陽図書(SHYノベルズ)
2008.5
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


大学生の柾には8歳年上の同居人がいる。
彼の名前は瀬尾。柾の父親がよこしたお目付役だ。
幼い頃誰よりも大切な存在だった瀬尾だが、今の柾には厄介なだけ……そのはずだった。


お目付役×坊ちゃん。
意地っ張りな主人公と生真面目な瀬尾のすれ違いが切ない。
好きだから素直になれない。好きだからお目付役としての瀬尾に反発してしまう。
このすれ違いが切ないんだ。
椎崎さんの書く丁寧な感情描写の王道話は大好きです。

じっくり読ませてくれる王道ほど貴重なものはないと思う今日この頃。


後半。
お目付役から離れた瀬尾が丁寧語からタメ口になり、坊ちゃん扱いをやめた柾は逆に丁寧に話そうとするんですが、その逆転にものすごく萌えました。
慣れないせいで時々二人とも口調がまざる初々しさにすっごいときめくんですが!!

そんなピンポイントなツボを激押しされた一冊でした

非保護者 (SHYノベルズ)/椎崎 夕
¥903
Amazon.co.jp


作:光原百合
角川春樹事務所
2006.7
超個人的評価:★★★★+☆


銀の犬/光原 百合

¥1,995
Amazon.co.jp

音が力を持つ世界で、最高位の祓いの力を持つ祓いの楽人オシアンと彼の相棒の少年と、彼らが出会う優しかったり悲しかったりする人々の物語。


すごく上質なファンタジーだった。
こういう話大好きなんです。
祓いの力は強いけれど口のきけない楽人のオシアンと、彼にくっついて相棒と名乗っている少年ブラン。
もうこの設定だけでも個人的にはご飯3杯はいけそうな気がします。


人と妖精の暮らす世界で、彼らが出会う人たちもまた切なくて美しい。
お話にはまだまだたくさん謎が残されていて、オシアンとブランの出会いも語られてません。
この思わせぶりな余韻もとてもときめく。


あとがきにはまだ続くとあるのですが、発行は2006年。
で、出るよね??
続きをお待ちしております。
何年でも待ちますから!!

作:一穂ミチ
イラスト:山本砂鉄子
幻冬舎(ルチル文庫)
2009.4
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


大学生の結はテレビ局でバイトをしている。
慌ただしい現場に必死でくらいつく充実した毎日。
そんな結にはあこがれている人がいる。堅物の報道記者の後藤だ。
わずかに言葉を交わしては胸をときめかせる日々だったが・・・・・・


報道記者×テレビ局のバイト。
初々しすぎる二人の関係にはきゅんきゅんした。
何だろうこの初々しさは。
一緒にいるだけでドキドキするとか、言葉を交わせたらうれしいとか、そんな気持ちがストレートに描かれているのがなんとも甘酸っぱくてよいです。


恋だけじゃなくて、それぞれが自分の仕事をがんばってるのがいいよね。
メイン二人に限ったことじゃないんだけど。
一本筋の通ったオンエアDの悦巳さんや女子アナのエピソードが心に残ってます。
うん。おもしろかったです。


朝から朝まで (幻冬舎ルチル文庫)/一穂 ミチ
¥580
Amazon.co.jp