作:諸口正巳
イラスト:山本ヤマト
リーフ出版(ジグザグノベルズ)
2006.3
超個人的評価:★★★★☆


アンタレス (ジグザグノベルズ)/諸口 正巳

¥998
Amazon.co.jp

都市伝説と闘い、伝説を狩る黒衣の男、アンタレスとなった圭一。
彼は今日も死者の糸で新しい依頼を待つ。
最近つるんでいるのは彼をこの世界に引き込んだモーリと、カト、キャメル。
そんな折り出会った伝説の占い師はキャメルに物騒な予告をする。
その日からキャメルの行動がおかしくなり始めて……


今は無きジグザグノベルズ刊。
このシリーズ好きだからどっかから再販してくれないだろうか。

都市伝説と戦う黒衣の男たち、アンタレスのお話。


前回からのモーリと圭一に加え先輩のカトとキャメルがレギュラー化。
頭をよぎるのは前巻ラストで消えていった二人?の伝説こと。
この二人も同じような結末をたどるんじゃないかとホントどきどきした。


イラストのわんこを抱えたカトがなんか好きです。
メガネメガネ!

作:椹野道流
イラスト:加地佳鹿
二見書房(シャレード文庫)
2000.10
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


とある医大の入学式で、たまたま出席番号が隣同士になった篤臣と江南。
それが縁でなんとなくつるむようになった二人。
誰よりも頼れる親友だと思っていた。
江南の秘めた想いに気づくことのなかった篤臣だが、ある日それが爆発して……


色々あって続きを手に入れたので、一度売ってしまった本を再購入しました。
初読み時は椹野さんだって気にせず読んだなあ。


医者×医者。
しかし改めて読み返すとゴーカンにエイズの疑いに、結構にヘビィな話だ。
このジャンルでよくあるなんちゃってドクターじゃないし、状況、感情、葛藤がリアルに描き込まれているので安心して読めます。


そうだよね、初めての時は痛いし、ゴーカンされたら普通そんな簡単には許せないよね。。。


日夜BLばっかり読んでるとつい忘れがちなことを思い出させてくれる一冊でした。
(ある意味とても問題発言?)


右手にメス、左手に花束 (二見シャレード文庫)/椹野 道流

¥580
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作:榎田尤利
イラスト:カトーナオ
角川書店(ビーンズ文庫)
2010.5
超個人的評価:★★★+☆☆


宮廷神官物語 双璧の王子 (角川ビーンズ文庫)/榎田 ユウリ

¥540
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藍晶王子と並んで王位継承者として担ぎ上げられてしまった曹鉄。
神官見習いの天青は兄のような曹鉄と敬愛する藍晶王子が対立することに心を痛める。
そんな時、半ば幽閉中の曹鉄と藍晶王子の密談が実現した。
しかし鶏冠たちを陥れる大きな罠で……


今回洗脳(?)されているとはいえ全体的に情けない曹鉄にちょっとイライラさせられました。
鶏冠は本当に苦労人属性というか人がいいにもほどがある。

そしてラスボス?なあの人の過去もちょっとだけあきらかになりました。
重いわー、辛いわー。


今回の一番の功労者は櫻嵐かと。
私はこっそり曹鉄×櫻嵐も好きなので、続きが楽しみです。
曹鉄は尻にしかれてしまえばいいと思うよ。


もうそろそろクライマックスかな?

作:木原音瀬
イラスト:ヤマシタトモコ
リブレ出版(ビーボーイノベルズ)
2008.7
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


愚かな行き方のせいで全てを失って自棄になった百田は、橋の上にたたずんでいた所を警察官の浜渦に生死される。
まっすぐで青臭い正論に腹を立てた百田は浜渦に「抱かせろ」と無茶な要求をする。
そんな百田に浜渦は本当に体を差し出してきて……


木原マジック全開でキュンキュンする一冊だった。
自業自得で何もかもを失った百田と、すべてをなげうっても彼を救おうとした浜渦ことロンちゃん。
初めサイテー男の百田がどんどんロンちゃんのことを好きになって、彼のために何かしたい。何ができるだろうと考えていくのは可愛くて、切ない。
それで幸せになるのではなく、一番まずい方向に進んでいってしまう彼の愚かさも含めて。

ロンちゃんの告白には思わず涙が出そうになった。


木原作品、たまにものすごいバッドエンドがあるだけにハッピーエンドになった時の
感動が他の作家さんの何倍も大きいんだよなあ。

薔薇色の人生 (ビーボーイノベルズ)/木原 音瀬
¥1,155
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作:田中芳樹
イラスト:CLAMP
講談社(講談社文庫)
1996.2
超個人的評価:★★★★☆

創竜伝(7)黄土のドラゴン (講談社文庫)/田中 芳樹
¥660
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竜泉郷を目指して中国に上陸した竜堂家の四兄弟。
彼らは竜泉郷の場所を知る、「英雄」を助けるため収容所へと乗り込んだ。
果たして彼らの運命は?
そして四兄弟は無事竜泉郷へとたどり着けるのか……


中国編。
なんだか色々あったはずなのに、気づけばなっちゃんこと小早川奈津子登場で他のすべての記憶が霞んでしまっているという罠。
読み返しながら再確認するんだけど、このシリーズで一番キャラが立っているのは間違いなくなっちゃんだろうなあと思った。


あ、そうそうランバート・クラークさんが色々大変だったんだっけ。


次はいよいよ脱人間界かな。
茉理ちゃんたちの動向も気になるところです。

作:華籐えれな
イラスト:高階佑
太陽図書(SHYノベルズ)
2008.11
超個人的評価:★★☆☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


警視庁警備局警護課SPの三神は来日する海外の要人の警護に当たることになった。
その打ち合わせで彼は思わぬ人物に再会する。
かつて三神が海外で傭兵をしていた頃、彼を利用し裏切った男、近衛。
そして三神は彼が自分たちとは相容れない存在、公安幹部だった事を知る。
近衛のことは憎んでいるはずだった。それなのに、いつの間にかその姿を追ってしまっていることに気づき……


公安幹部×元傭兵のSP。
温度の低そうでいて実は執着系な攻と、熱血苦労人な受。
ドラマチックはドラマチックだけどイマイチ共感が出来なかった。
特に二人の出会いである海外でのアバンチュールは……
海外で傭兵をしていた三神に初めから利用するために近づいた近衛ですが、この二人が出会って恋に落ちて寝るまでがものすごい勢いでファンタジーというかマジックというか。
キレイっちゃキレイなんですけども、どうも納得がいかなくて。


入り口で躓いたせいでその後の展開にも入り込めませんでした。

冥愛の鎖 (SHYノベルズ)/華藤 えれな
¥903
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作:綾辻行人
講談社(講談社文庫)
1997.11
超個人的評価:★★★★-☆


緋色の囁き (講談社文庫)/綾辻 行人

¥750
Amazon.co.jp

名門女学園に編入してきた冴子。
彼女の同室になった少女が「私は魔女なの」という謎の言葉を残して、開かずの間で焼死した。
さらに事件はそれだけでは終わらなかった。
冴子に関わった少女たちが次々と無惨な死をとげていく。
「魔女」という言葉にしきりに現われる緋色の残像。
自分が残忍な殺人犯ではないかと思い悩む冴子だったが……


伝統ある女子校で起った焼死事件と、惨殺事件。
少しずつ緋色に侵されていく日常と狂っていくクラスメイトたち。

綾辻さんって男性だよなと思わず確認してしまうくらい生理の描写と、少女たちの残酷さが妙に生々しくリアルで胸に迫ってきます。
不安定な年頃の少女たちの集団心理が恐ろしくも悲しい。

意外な真相とかももちろんなのですが、なによりこの雰囲気と世界観が魅力の一冊。

作:椹野道流
イラスト:唯月一
イースト・プレス(アズノベルズ)
2004.9
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


骨董屋を営む妖魔の司野と、その下僕兼餌の正路は、司野の恩人である老夫婦が倒れたという知らせを受けて急遽見舞いに駆けつけた。
その足で立ち寄った京都の町で、二人は謎めいた美貌の雅楽師、カギロイと出会う。
彼はかつて司野が辰冬の使い魔であったころに戦った因縁の相手、陽炎だった。
長い間壷に閉じ込められていた司野とは違い、力を蓄えたカギロイは二人に勝負を仕掛けてくるが……


とりあえずあらすじにあった「愛のヒートウェーブ」っていう単語に吹き出した記憶があります。

このものすごいほとばしってる感じが妙にツボでして。


このシリーズにもついに明確な「敵」が出てきましたねー。
かつての司野の宿敵カギロイさん。
真意はわからないけど当面の目的がわかりやすいだけマシっちゃマシか。
今後も二人になにかとちょっかいをかけてくれるのでしょうか。

なんだかんだ二人の距離がどんどん近づいていくのは見ていてほほえましいです。

毎回思うけど人とはどうしてもズレている司野を思いやれる正路はやっぱり大物だと思う。
人間なら当たり前の好きだとか愛だとかの概念を毎回言葉で説明するやりとりがほほえましいような照れくさいような。
それもこのシリーズの売りだよなあなんて思う今日この頃です。


妖魔なオレ様と下僕な僕(4) (アズノベルズ)/椹野 道流

¥893
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作:きたざわ尋子
イラスト:麻々原絵里依
幻冬舎(ルチル文庫)
2009.11
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


大学三年生の海里は優しげな容貌とは裏腹に面白いことには目がない性格。
ある時出会った華やかな美貌の一つ年下の青年、龍之介に「好みだ」と迫られる。
どうやら海里に近づいたのには何か目的がありそうな龍之介だが、その駆け引きめいたスリルが楽しくなってしまい……


意図せず買ったら『透明なひみつの向こう』など占い屋さんシリーズのスピンオフ作品でした。
残念ながらそちらは未読です。
一応話はわかりましたが、作中に結構そちらの話題が出ていてなんかちょっとくやしいです。


クールな海里と、大人っぽい見た目に反して意外とわんこな龍之介。
お互いに裏があるんだろうなーと思いつつも一緒にいる時間を楽しんじゃって気づけば惹かれあっていく二人は切なくて、思わせぶりな会話の応酬は楽しかった。


ただそれほど大きな事件が起るわけでもないので、なんとなくさらっと読み終わってしまった感じかも。

嘘だっていいのに (幻冬舎ルチル文庫)/きたざわ 尋子
¥580
Amazon.co.jp

作:日向まさみち
カバーイラスト:壱河きづく
角川書店(角川文庫)
2006.12
超個人的評価:★★+☆☆☆

本格推理委員会 (角川文庫)/日向 まさみち
¥660
Amazon.co.jp

小中高一貫教育の私立校、木ノ花学園に通う高校生の城之崎修。
4月、新しい年が始まった学園に「音楽室に死んだはずの女の幽霊が出る」という噂が広まった。
そんな時突如美人だが変で強引な理事長の発案で本格推理委員会なる委員会が発足された。
探偵の素質アリと勝手に認められ、この委員会に強制的に引きずり込まれてしまった修。
しかし彼には推理を憎む深い訳があって……


一言でいうならラノベ。
推理モノとしてを期待して読むことはあんまりオススメしません。
変な理事長の道楽で集められた本格推理委員会のメンバーが学校で起った謎の消失事件に挑みます。


どこからどうみてもラノベなキャラクター(ロリコン・シスコン・不思議な力を持った変な幼馴染み、無茶苦茶だけどナイスバディな理事長etc)と、委員会の設定にどうにも反感を感じてしまって、あんまり話に乗りきれませんでした。

ミステリでも青春小説でもなく、やっぱりくくりとしてはラノベだと思うのです。
最初からラノベだと思って読み始めたらまた違ったかも?