作:水壬楓子
イラスト:佐々木久美子
幻冬舎(リンクスロマンス)
2004.2
超個人的評価:★★★★+☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


公園の片隅で男たちに襲われかけていた律は、トップ・ガードの延清に気まぐれで救われる。
延清が律を助ける代わりに要求したのは彼の身体だった。
それが縁で人材派遣会社「エスコート」の秘書として働き始める律。
何度も身体をつなぎながらも延清との関係は「飼い主」とペットのままで……


恐らくシリーズ中で一番好きなのがこの2巻。
義兄に売られかけた律はエスコートのトップガード、延清に助けられる。
表面は付き合いやすそうだけど人としてどっか壊れてる延清と、自分もトラウマを抱えながらも丸ごと彼を受け入れちゃう大物な律。
傷ついてきた二人の話だけに色々切ないです。

律の大物っぷりに救われているような二人の関係ですが、書き下ろしが延清が律を追いかける展開なのもよかった。

底意地の悪い榎本さんが今回も良いキャラ出してます。

ディール (リンクスロマンス)/水壬 楓子
¥898
Amazon.co.jp

作:水壬楓子
イラスト:佐々木久美子
幻冬舎(リンクスロマンス)
2003.12
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


人材派遣会社「エスコート」のガード部門に所属する新米ガードのユカリは、クリスマスイブに莫大な遺産を相続するという男、志岐の護衛を任される。
初めての任務に張り切るユカリだったが、ガード対象の志岐はぞんざいな態度でユカリの事を子供扱いする食えない男だった。
遺産相続の日までの二週間、ユカリはこの男と生活を共にすることになるが……


昔雑誌で読んでいたのが懐かしくなって、勢い余ってシリーズ大人買いしてしまった。
トップガード×新米ガードの第一巻。
当時は主人公のユカリにすごく感情移入して読んだ記憶があって、ユカリがんばってる!!って思ってたんだけど……改めて見ると本当に半人前だなユカリ。
さすがに本職のボディガードとしてはどうかなと思わなくもないけれど、一生懸命なユカリはかわいい。
年の割には老けた志岐とお子様なユカリがじゃれあっているのもなんともほほえましいです。

エスコート (リンクスロマンス)/水壬 楓子
¥898
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作:田中芳樹
イラスト:CLAMP
講談社(講談社文庫)
1996.8
超個人的評価:★★★+☆☆

創竜伝(8)仙境のドラゴン (講談社文庫)/田中 芳樹
¥650
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やっとの思いで竜泉郷へとたどり着いた四兄弟は、そこで茉理の姉だという仙女、瑤姫に出会い仙界へと導かれた。
自分たちのルーツを探ろうとする兄弟の前にまたしても四人姉妹と牛種の魔の手が伸びる。
一方地上ではなっちゃんこと小早川奈津子が大暴れしており……


仙界にたどり着いた四兄弟を待ち受けていたのは何とも中華ファンタジーな世界で、一方の地上ではなっちゃんが大暴れ。そんな8巻でした。
正直話はそれほど進んでないです。
さあて、次の巻に行こう。

作:久万谷淳
イラスト:鵺
白泉社(花丸文庫BLACK)
2009.5
超個人的評価:★★☆☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


老舗料亭の跡取り息子、領一郎は出張中に立ち寄ったバーで、女装して歌う不思議な青年、千種と出会った。
その歌声と、千種の不思議な魅力に見せられた領一郎は思いつきで彼に花を贈る。
少しずつ親しくなる二人だったが、領一郎は東京に戻らなければならない。
その上千種にはつきまとうストーカーの影があって……


料亭の若旦那×女装歌姫。
ちょっと世間知らずで一目惚れしたら暴走系な若旦那は面白いけどそれほど好みじゃなかった。

黒花丸だからか女装Hとかケータイで撮影とエロ度(というかヘンタイ度?)は高めですが、内容にはそれほど関係がないので個人的にはいらないと思う。


結局ストーカーくんはなんだったんだろう。
思い切った行動に及んだかと思えば結局未遂で、あっさり諦めてしまったり。
人物関係もちょっと踏み込みが浅いかなーという気はします。


終盤の二人の関係が家族に受け入れられるくだりではあまりもとんとん拍子に話が進みすぎて、
薄っぺらな感じがしてしまった。


深海魚は愛を歌う (白泉社花丸文庫BLACK)/久万谷 淳

¥690
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作:崎谷はるひ
イラスト:志水ゆき
幻冬舎(ルチル文庫)
2009.10
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


リラクゼーションサロンなどを経営する会社の開発部門で働く斉藤弘は、地味でネガティブでゲイだ。
本当は会社創立メンバーであり役員であり、さらにはこの会社のキーマンでもあるにもかかわらず何事にも自身を持てずにいる斉藤の前に現われたのは、大手企業から転職してきた顔良しで仕事もできる男、降矢。
一見パーフェクトに見える男を苦手に思う斉藤だったが、仕事で落ち込む彼にアドバイスしたことで急速に親しくなって……


自分の容姿と性格と性癖にコンプレックスがあるとことんネガティブな主人公が見た目よしで仕事も出来るイケメンに恋をした。
主人公のネガティブは軽くイライラする一方すごくよくわかるような気もする。

弱気で自分に自信のない受が、パーフェクトな攻に愛されて幸せになるかと思いきや、そう単純には行かないところがこの作品のよさだと思う。


攻の降矢さんは見た目もよくて仕事は出来るけど、あまり細やかな気は使えないという割と普通の人。
ネガティブ斉藤の地雷もばんばん踏んじゃうし、恋人としてそこは優先しようよということを後回しにしてしまったりする。
なんかこのジャンルでは逆に珍しいキャラクターかもしれません。

夢は確かにある。BLとしても成立してる。なのに妙な所がリアル。
不思議な作品でした。

心臓がふかく爆ぜている (幻冬舎ルチル文庫)/崎谷 はるひ
¥650
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作:三浦しをん
双葉社
2007.11
超個人的評価:★★★★☆

仏果を得ず/三浦 しをん
¥1,575
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好きが高じて伝統芸能文楽の世界に飛び込んだ健。
人間国宝でもある師匠は尊敬しているけど気まぐれで、その師匠に組まされた三味線の兎一郎兄さんは腕は良くても偏屈で頑固者。
芸の道も、さらには恋も試練がいっぱいで……?


文楽にかける青年の青春。
これは面白かった!!
文楽という特殊な世界のことをわかりやすく描いてくれている。、
上手くいったり行かなかったりする毎日にがんばる主人公が眩しいです。
悩んだり、ちょっと順番の狂った恋をしてみたり……


けれどそれよりもなによりも私の視線は兎一郎さんに釘付けだった。
無口で無愛想だけれど内面は意外と熱くて、ちょっと暗い過去に囚われていたりする。
なんなんだこの萌えキャラは!!(どうもスミマセン)
彼と健との微妙な距離感がたまりませんでした。
太夫と三味線は夫婦みたいなもの。
とりあえず野球でいうバッテリーみたいな関係だと理解しておくことにする。
断じて腐読みをしているわけではありませんが、一つのもののためにお互いの力を尽くすこの関係性だけでとても幸せなのです。ムフフ。


主人公の成長が眩しい一冊でした。
文庫でたら買おう。

作:烏城あきら
イラスト:羽根田実
徳間書店(キャラ文庫)
2006.7
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


SEとして派遣されている木村こと望月雅也は産業スパイだ。
彼は目的の情報を得るために、社長秘書である中嶋に近づくことにした。
オフィスでは口数少なく真面目な中嶋はどうやらゲイらしい。
まず身体から落すべく中嶋をくどき始めた雅也だったが、意外に可愛らしい中嶋の様子に次第に地が出始めた上、情がわいてしまい……


産業スパイ×秘書。
イラストのイメージと違って、主人公は意外とまっすぐで熱くて優しいヤツだった。
古い体質が残る会社で渦巻く陰謀に翻弄される二人。
大人しいかと思いきや後半かなり男前な受にはきゅんとした。

さらっと読める一冊でした。


スパイは秘書に落とされる (キャラ文庫)/烏城 あきら

¥540
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作:海野幸
イラスト:琥狗ハヤテ
二見書房(シャレード文庫)
2010.1
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


すばらしい美貌を持ちながら、地味な性格とHが下手なせいで落ちこぼれているインキュバスのタキ。
こうなったら人間ではなく悪魔を誘惑しようと決意するが、出会った相手は大魔王の傍系でもある魔界の大物、クライブ伯爵だった。
ひたすら恐縮するタキの見た目と性格のギャップをおもしろがったクライブは、タキに誘惑の手管を教える約束をするが……


魔界の公爵×インキュバス。
この設定でこんなほのぼのしたお話を見ることになるとは思わなかった。
エロはほぼないに等しい。

タキがあまりにも下手すぎて、練習中もちっともいい雰囲気になりません(笑)

けど、それはそれでかまわない気分にさせてくれます。
駄目っ子だけどがんばり屋なタキはかわいい。
対するクライブさんもまたいい人です。魔界の公爵がこんないい人でいいんだろうかという気がするくらい。


ずっと最上位のインキュバスを忘れられないでいたクライブですが、個人的にはラストのオチは当人じゃない方がよかったかなあとも思います。
なんかクライブが今のタキの側にいるのは結局過去のあれこれがあったからでしょっていう感じがするといいますか、なんかタキがかわいそうな気がするのは私の考えすぎなのかな。


駄目ッ子インキュバス (二見シャレード文庫)/海野 幸

¥650
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作:万城目学
角川書店
2007.11
超個人的評価:★★★-☆☆

ホルモー六景/万城目 学
¥1,365
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鴨川ホルモーのスピンオフ短編集。
そのテーマはずばり「恋」


前作の謎の競技ホルモーの戦略やバトルっぽいところが好きで手に取ったらちょっと肩すかしをくらった気分な一冊。

恋は女の子を変えるのかとか、ボンちゃんに恋をした高校生の話とか、ホルモーが縁で生まれた再会愛とか……
おもしろくなかったワケじゃないんだ。そこそこおもしろかったんだ。
だけど、これは私の求めていたものじゃない!!……というのが正直な感想です。

ぶっちゃけホルモー関係ないんじゃあ……という話もあったし。
たぶん前作とは別物だと思って読めたらもっと楽しめたんじゃないかと思います。
残念。

作:椹野道流
イラスト:加地佳鹿
二見書房(シャレード文庫)
2001.11
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


出会って10年。親友から恋人同士になった二人。
江南は外科医になり、篤臣は法医学教室へと進んだ。
仕事柄なかなか生活のリズムが合わないは、少ない時間を共に過ごすために試験的同居に踏み切った。
しかしそんな時に二人をさらに精神的にすれ違わせる出来事が起きて……


篤臣が単なるかわいこちゃんじゃなくて、普通に男の子なのがなごみます。
前半のすれ違い編のすれ違う理由とか、病院内の力関係とかはさすがのリアリティ、かな。
一巻よりはBLファンタジー色強めではありますが。


後半はまさかの結婚式。
シリーズものの2巻にしては展開早いな!!とびっくりした記憶があります。
なんだかんだでこの人たちラブラブなんだもんな。


君の体温、僕の心音―右手にメス、左手に花束〈2〉 (二見シャレード文庫)/椹野 道流

¥560
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