作:榎田尤利
イラスト:石原理
講談社(ホワイトハート)
2005.4
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


東京のとある雑居ビルの4階、そこに市羅木探偵事務所はある。
美貌の探偵、市羅木真音には不思議な力があった。
眠ることで他人の夢を共有することができる真音は、その力のせいで安らかな眠りが得られない。
彼が眠る方法は二つ。
誰かと激しいセックスをするか、近い血縁の家族と一緒のベッドで眠ること。
そんな厄介な事情を抱える探偵の元に一つの依頼が舞い込んだ。
複雑に仕組まれた事件。それはかつて誰よりも探偵の身近にいた男からの招待状だった……


読み終わってからずっとこれはBL?BLなのと自問自答中。
体質のせいで男と寝る真音はゲイというよりはバイか。娘いるし。
話のメインはラブというよりも執着かな。
事件とか心の闇の方がクローズアップされているので、普通のBL的なトキメキを期待して読むとちょっと肩すかしを食らうかも。


スタンスとしては腐読みできる推理モノとかサスペンスとかに近い感じかもしれない。


人の夢を「見る」ことが出来る探偵と、彼に執着する異常なまでに頭の切れる男。
まだまだ状況説明の一巻の割には、過去の疵云々が結構な量明かされているせいで、逆にこの後どっちに物語が転ぶのかが読めません。
続きが気になります。


人形の爪 眠る探偵 I (講談社X文庫 ホワイトハート)/榎田 尤利

¥609
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作:津守時生
イラスト:古張乃莉
新書館(ウイングス文庫)
2001.11
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)ではありませんが、それに近い表現が見られます。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


色々と被害を出しつつもなんとか戦闘を終わらせたルシファードたち。
そんな彼の前に美貌のラフェール人、ニコラルーンが現われた。
辺境惑星に渦巻く不穏な気配、そんな中現われたニコラの目的は……


ニコラさん登場の5巻。
黒髪フェチでスキンシップ過多で天使のような美青年。
なんかまた濃い人来た(笑)
ルシファードをルーシーと呼ぶ彼とサラが対立するのかと思って見ていたら、なぜかカジャとバトル状態に。


後半は打ち上げ飲み会話。
みんなこれでもかというくらいはっちゃけております。

いいのか、これと思わなくもないけど、何はともあれ楽しそうです。


三千世界の鴉を殺し〈5〉 (ウィングス文庫)/津守 時生

¥609
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作:崎谷はるひ
イラスト:冨士山ひょうた
ハイランド(ラキアノベルズ)
2002.10
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


派手好きの家政婦、香澄の新しい職場は有名ホラー作家神堂風威の自宅だった。
どんな相手が出てくるのかとびくびくしながら対面した作家は、一人では着替えもできない子供同然の不思議ちゃん。
難しい相手に頭を抱える香澄だが、世話するうちに繊細すぎる彼の内面に惹かれ始める。
いつの間にやら自分が彼を更正させるんだという妙な責任感を感じるまでになっていた香澄だったが……


見た目が派手な家政夫×生活能力のないホラー作家。
攻は意外とお人良しで苦労人だった。
作家は人とズレた不思議ちゃん。
割と純愛系?崎谷さん。いつもよりはエロ分少なめでかわいいお話でした。

香澄みたいなしっかりものの家政夫さん、私も欲しいです。


きみと手をつないで (ラキアノベルズ)/崎谷 はるひ

¥893
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作:喬林知
イラスト:松本テマリ
角川書店(ビーンズ文庫)
2010.1
超個人的評価:★★★☆☆


後はマのつく石の壁! (角川ビーンズ文庫)/喬林 知

色々あって水上都市ダルコの刑務所に投獄されてしまったユーリ一行。
なんとか脱出する方法をさがして獄中を調べる彼らは、そこで思いもよらぬ人物と再会する。
一方の眞魔国ではアニシナ主導の影武者作戦がスタートしようとしていた……


一応読んだ!
けれど、一冊一冊の間があいているせいかいまいち自分の中で話が繋がっていません。
読み返そうにも17冊。
あとギャグの時事ネタにちょっと気合いがいるかもしれないなあ。


鷹目さんは格好良かった。


あとなんか次男が戻ってきそう?きた?感じですね。
結局彼は何がしたいの?という疑問はさておき、次男スキーの私はとりあえずうれしいです。


¥460
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作:水壬楓子
イラスト:佐々木久美子
幻冬舎(リンクスロマンス)
2005.12
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


人材派遣会社『エスコート』。そのボディーガード部門に付随する調査部が、由惟の仕事場だ。
かつて優秀なガードだった由惟は仕事中に相棒の良太郎をかばい足を悪くした。
調査部に移動した後も何かと世話を焼いてくる元相棒に、想いを寄せていた由惟は独占欲と罪悪感が混じり合った複雑な感情を抱くが……
自分の中でリミットを決めた由惟は、自分から良太郎を開放するために別れを決意する。


こういうコンプレックスとかプライドとか友情とか恋愛感情とか罪悪感とかの間でぐるぐるする話は大好物です。
現役ガードの良太郎と、元ガードで良太郎の相棒だった由惟。
無理をして自分の世話を焼こうとする良太郎を開放してやろうと思う由惟だったが……
自分の中ばかりで煮詰まって、意固地になってしまいがちな由惟と、割にお子様な良太郎のカップルはこれからも成長していくんだろうなーと思わせてくれてほほえましい気分になります。


書き下ろしに出てきた野球選手二人の話がもっとつっこんで見たかったような気がする。


これでエスコートシリーズは最終巻。
もっと色々見たかったような気もするけど、あんまり出てクオリティが下がるよりは
ここで終わってくれた方がという複雑なファン心理。
このシリーズ、大好きなんです。


リミット (リンクスロマンス)/水壬 楓子

¥898
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作:水壬楓子
イラスト:佐々木久美子
幻冬舎(リンクスロマンス)
2005.5
超個人的評価:★★★☆☆

この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


キャリア官僚の夏目は仕事も遊びも上手くこなすタイプ。
ある日出向いたクラブで、彼は気の強そうな青年、侑生と出会う。
夏目のタイプにしては少しごつい彼を気まぐれに抱くつもりが、気づけば立場が逆転していた?!
強引に初体験をさせられた夏目は、実はまだ高校生だという侑生に脅され、彼をマンションに置くことになるが……


どこか番外編っぽい雰囲気のシリーズ5冊目。
高校生×キャリア警官。
攻×攻な展開と、傍若無人すぎる侑生のキャラクターは楽しかった。
こんな高校生いねえよと思う一方で、たまに年下っぽい態度をとられるとものすごく萌えてしまう。
寂しがり屋で面倒見のいい夏目と、傍若無人(亭主関白?)だけどどっかワンコな侑生はかわいい。


今回榎本がさりげなく大活躍しつつ、盛大なのろけを披露してくれております。
お前!!


クラッシュ (リンクスロマンス)/水壬 楓子
¥898
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作:深見真
イラスト:うなじ
エンターブレイン(ファミ通文庫)
2010.5
超個人的評価:★★★+☆☆

疾走する思春期のパラベラム みんな大好きな戦争 (ファミ通文庫)/深見 真
¥609
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クリスマス。
ついに人類殲滅戦は始まった。
世界中に燃え上がる戦争の炎。
乾燥者と戦う決意を固めていた映画部のメンバーたちだが、協力な攻撃の前にバラバラになってしまう……
果たして彼らは生き残れるのか? そしてこの世界の運命は?!


ついに始まった乾燥者の人類殲滅戦。
色々あった今回だけど、とりあえず叫ばせてください。


あーーーー!!!


私はこれから何を楽しみにこのシリーズを追いかければいいんだろう……
まあ、フラグは立っていたので、なんとなくこうなる気はしていたけどさ(遠い目)

さて、最終回はどうなるのでしょうね。
なんだかんだ言いながらも、ここまで来たら一応最後まで見守ろうと思います。

作:バーバラ片桐
イラスト:みささび楓李
笠倉出版社(クロスノベルズ)
2002.8
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


心の隙間を男と寝ることで埋めている高校生の荒井は、人のいい同級生の嶋田を拘束して関係を持ってしまう。
てっきり逃げ出すと思っていた嶋田は荒井の意に反して「抱かれたくなったら俺を呼べ」などと言い出した。
一方荒井にはずっと関係を持っている先輩がいて……


心の闇を男と寝ることで埋めようとする高校生の荒井と、それを止めようとする親友の嶋田。
どMの壊れ系女王様に振り回されるカタブツ攻。
痛い系まっしぐらな一方で王道な話ではあるけど、葛藤は少なめ。

エロは主役二人よりも受とどSの先輩の分量の方が多かった気がします。
らいと(か?)えすえむ。


登場人物のの口調が一昔前のマンガみたいで、少し時代を感じます。
なんていうのかな。全体的にJUNEっぽい感じなのかも。


血のように甘く (CROSS NOVELS)/バーバラ 片桐

¥900
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作:伊坂幸太郎
中央公論社
2009.11
超個人的評価:★★★+☆☆

SOSの猿/伊坂 幸太郎
¥1,575
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困っている人を放っておけない家電販売員の男は昔なじみにひきこもりの息子の悪魔祓いを頼まれた。
一方で一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株のご発注事件の原因を調査する男は関係者への聞き取り調査を始める。
まったく関係なかった彼らの物語は、いつの間にか一つの結末へと向けて流れ出す……


不思議な話だった。
繋がっているようで繋がらない二つの物語と孫悟空のモチーフ。夢と現実。意識と無意識。
一度だけ読んだ今はまだすべてが曖昧としてふわふわした状態です。
こっから深く読み込んで色々な意味を見いだすもよし、このままふわふわとした状態のままで物語を終わらせるもよし。
そう思うと結末は読者にゆだねられた物語なのかなあという気もする。


最初の方の小さな伏線の回収の上手さは異常。

不思議でさわやかな読後感でした。