作:津守時生
イラスト:古張乃莉
新書館(ウイングス文庫)
2003.1
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)ではありませんが、それに近い表現が見られます。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


都市警察の刑事である水麗人、レッドと対面した帰りに女傭兵、”血まみれ”レスの襲撃にあったルシファード。
本気を出して何とか撃退するも、それはルシファード自身の精神にも大きな傷を残した。
そして彼はレスから因縁の相手がこの星に来ていることを聞かされる……

書き下ろしは外伝『アダン特別分隊』


回の私的ベストヒットはレス姉さんのセリフ「ざまをご覧遊ばせ」です。
なんだその言動新しいな!!

しかし今回(も)ルシファはタラシビームを振りまきすぎです。恐ろしい子。


アダン特別分隊がすごくかわいい話だった。
子供たちと同レベルで遊んじゃうルシファはほんとかわいいな。
そして料理だけではなくお菓子まで作れちゃうルシファの万能っぷりがいっそ憎い。


三千世界の鴉を殺し〈7〉 (新書館ウィングス文庫)/津守 時生

¥620
Amazon.co.jp

作:津守時生
イラスト:古張乃莉
新書館(ウイングス文庫)
2002.5
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)ではありませんが、それに近い表現が見られます。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


祝賀会が終わり、サラディンを車で送ることになったルシファード。
限界を超えた乱暴な運転に切れたサラディンは、にぶいルシファードにイタズラを仕掛けるが……
ルシファードの元に届いたライバル、都市警察の”人魚”ことレッドからの招待状。
電脳世界で出会った二人がついに現実世界で再会する。
しかしそこに二人を狙う襲撃者たちが現われ……


前半はルシファとサラがひたすらいちゃいちゃしてい(るように私には見え)た。
後半は都市警察の人魚ことレッドと対面。
ああまたルシファの男タラシの被害者にと思っていたら自分から告白してきて非常にびっくりした。
またサラに新たなライバルが……あれ違う?
それ以外にもラスト3ページでの急展開で。ちょっとこれからどうなるの?!な6巻でした。


三千世界の鴉を殺し〈6〉 (ウィングス文庫)/津守 時生

¥620
Amazon.co.jp

作:沙野風結子
イラスト:小山田あみ
竹書房(ラヴァーズ文庫)
2010.6
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


「公安の綺麗すぎる狂犬」整った容姿と、目的のためなら手段を選ばない性格からそう呼ばれる靫の任務は、最近何かと話題になっているカルト教団のテロを阻止すること。
目的のため、教団と繋がっているというヤクザの峯上を取り込み協力者にしようともくろむが、事はそう簡単には進まなかった。
仲間内でも野獣扱いされる峯上は超弩級バイクのような迫力を持った男だった。
峯上を懐柔するため、靫は三十分間自分の身体を好きにさせる約束をするが……


そもそも受けが狂犬って呼ばれていて、相手はどうするのかと思っていたら野獣(さらには重量級バイク)みたいと称される攻が出てきてびっくりした。
すげえ。
つくづくBLって果てがないよね。


そんな野獣攻ですが名字ではなく名前で呼ばないとすねるとか可愛すぎる。
野獣のにわんこ。そういえば年下攻。
ラブというよりはサスペンスな一冊だった。
もうちょっと甘い展開が見てみたいので続きに期待。


タンデム ‾狂犬と野獣‾ (ラヴァーズ文庫)/沙野 風結子

¥620
Amazon.co.jp

作:金田えびな
イラスト:高嶋上総
雄飛出版(iノベルズ)
2003.10
超個人的評価:★★☆☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


リゾート開発を手がける会社のエリート、廣瀬は陰険な上司と上手くいかず体も心も疲れ切っていた。
そんな時再会したかつての親友、照屋。
廣瀬の身の上話を聞いた彼は、廣瀬を強引に沖縄へ連れて行く。
美しい風景の中で照屋と接するうちに、かつて彼に感じていたコンプレックスを思い出す廣瀬だったが……


俺様×ケナゲ。
色々無茶度高めの展開。
出会ってすぐ身の上話を聞いた次の一言が「抜いてやろうか」ってそんな無茶な。

偶然知り合った人間が実は昔の友人って展開は王道だけど、個人的には初対面の方が楽しかったかもしれない。


いくら拉致られたとはいえ主人公があっさり仕事を放り出し過ぎている気がして、そこにちょっと反感を感じてしまった。
いくら疲れているとはいえもうちょっと抵抗しようよ廣瀬。

Beast Love (アイノベルズ)/金田 えびな
¥893
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作:神奈木智
イラスト:高橋悠
光風社出版(クリスタル文庫)
2004.1
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


出張ホストクラブのNO1ホスト、トヲルはお金と女が大好き。
ある日社長の策略と、提示された報酬に負けて初めて男の客と寝ることに。
その相手、神原はトヲルの想像を裏切って物腰柔らかな紳士だった。
金のため……そう自分に言い聞かせて相手をするトヲルに神原は優しかった。
しかし事件はその後起こった。なんとトヲルが女性客相手に役立たずになってしまったのだ。
すべては神原のせいだと息巻いたトヲルは神原の事務所に殴り込みをかけるが……


本棚整理のために再読。
客×ナンバーワンホストで物腰柔らかな大人×ワガママな子供。
お互いが好きだと気づくまでの遠回りっぷりが楽しかった。
本当の恋を教えるために、社長がとった手段とかはいいかげん無茶だなあと思うけれど、主人公の空回りっぷりとか必死さとか人を好きになっていく過程が丁寧に描き込まれているおかげで、そのあたりはファンタジーだと割り切ることができた。


いつの間にか新装版が出てるみたいですね。しかも書き下ろし付き。
買い直そうかなあ。。。


優雅な彼と野蛮な僕 (クリスタル文庫)/神奈木 智

¥500

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作:木原音瀬
イラスト:鈴木ツタ
蒼竜社(ホーリーノベルズ)
2008.5
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


朝ベッドの上で目を覚ました福山は、となりにみすぼらしい中年男が眠っているのを発見する。どうやら酔った勢いでお持ち帰りしたらしい。
しかもよくよく見れば相手は同じ会社の経理部部長・仁賀奈だった。
五十歳まで男とも女とも付き合ったことがなかったという男に興味を覚えた福山は半ばおもしろ半分に「年下の可愛い恋人」としてつきあい始めるが……


BLの中でも半ば確立した一ジャンルになりつつあるオヤジ受けですが、ここまで力一杯オヤジなのも珍しい。
受の仁賀奈は50歳の奥手の普通のおじさん。
描写だってまったくきらきらしさがありません。なんてったって「水気が抜け、古ぼけた男」です。
だけどねそんな仁賀奈は純情で一生懸命で結構かわいい……そんな風に見えてきたらあなたはもう立派に木原さんの術中です(笑)


対する主人公の福山は木原さんお得意のサイテー男。
サイテー男が何かのきっかけで少しずつ変わっていく……そんな作品が多い中、この福山はあんまり成長しません。
最後、仁賀奈が自分の意志で彼から離れようとした時の荒れ方もただのだだっ子のよう。
まあそんな福山が最後は仁賀奈に追いすがるのは、ほほえましいと言えなくもないけど。


ゲイバー店主のレヴィのかっこよさは異常です。


そういえば以前に挿絵のツタさんが、枯れたオヤジ受けが描きたいとどこかで熱弁なさっていたのを見た気がして……なんか今回イラストの仁賀奈が輝いているのはそういう理由もあるのかなーなんて思ってみたり。


NOW HERE (Holly NOVELS)/木原 音瀬

¥900
Amazon.co.jp

作:高岡ミズミ
イラスト:夢花李
太陽図書(SHYノベルズ)
2005.12
超個人的評価:★★☆☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


大学で民族の風習を研究している教授の助手を務めている蒼は、
教授のお供で大ハーンの財宝を守るという風の民ウルムクを尋ね、地図にはない土地アルザナードに向かう。
過酷な環境の中で死を覚悟した時、蒼の前に一人の男が現われた。
彼こそがウルムクの若き族長、バアトルだった。
バアトルに助けられ、彼らの集落に連れて行かれる蒼だったが、民たちからの視線は酷く冷たい。なぜなら外からやってきた蒼は禍を運ぶものだというのだが……

たった一人だけ自分に優しくしてくれたバアトルに急速に惹かれていく蒼だったが……


タイトルとあらすじからてっきりファンタジーかと思ったら意外にも現代ものだった。
砂漠の民の族長×大学の研究員。
舞台設定はおもしろいけれど、色々都合のよさとかパターンっぽさはいなめない。
族長は許嫁とかもいたはずなのに、あまりにもあっさり蒼を好きになるし、これからはもっと外の世界を受け入れるべきだ!!ってあまりにも簡単に決意してしまったように見える。
蒼に対してもな、割と最初から優しくしてくれるけれど、それよりは最初は外の世界を(蒼を含めて)拒んでいるけど実は優しいとかの方が萌えるかもしれない。
……っていう個人的な好みきわまりないことはよくわかってます。

蒼天の覇者 ~風の系譜~ (SHYノベルス147)/高岡 ミズミ
¥903
Amazon.co.jp

作:椎崎夕
イラスト:高階佑
太陽図書(SHYノベルズ)
2007.10
超個人的評価:★★★★-☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


特殊な生まれのせいで、男でありながら遊女として暮らす深月。
閉ざされた世界の中ですべてを受け入れてきた深月は、ある日楼主の命令で異国に向けて開かれた「島」へ渡ることになる。
そこで出会ったのは異国船の船長、コンラート。
外の世界の匂いのする男に惹かれていく深月だったが……


遊郭モノ。正直遊郭モノはあまり得意ではなかったんだけど、これは好きでした。
少年が遊女として働かなければなかったことに一応の理由付けがあるので安心して読める。
深月がコンラートに惹かれていく過程と、二人の間にある障害の大きさが切ないです。
見たこともない外の世界にあふれている綺麗なものや素敵なもの。
今だけだからという想いは儚くて美しい。
お話としてはバッドエンドの方がきれいなのかもしれないけれど、いいんです。
都合がよくたっていいじゃない。幸せならいいじゃない。

そう思わせてくれる一冊でした。

水底の月 (SHY NOVELS193)/椎崎 夕
¥903
Amazon.co.jp


作:生野稜
イラスト:石丸博子
心交社(ショコラノベルズ)
1999.12
超個人的評価:★★★-☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


歯科医で重度のマザコンの若菜は、ある日自分が亡くしたママそっくりの顔をした男勇平と一夜を共にしてしまったらしい?
しかも酔った勢いで彼と彼の「家族」たちを自分の家に置くという約束までしたと彼は言う。そして若菜の家には勇平だけではなく大型犬の「ご隠居」と、猫の「船長」まで転がり込んできた。
これには若菜のペットで猫のアビもおびえるばかり。
若干潔癖性気味の若菜はきれい好きとはほど遠い勇平相手にキレ続けるが……


マザコンの歯科医と亭主関白な獣医学生の話。
話のメインである猫の変死や失踪を巡る事件がしっかり描き込まれてしまっているため読み応えはあるけれど、そのせいでBL成分がやや薄め。
色々あって本来の意味でファミリーになる若菜たち。
だけど、これならいっそBLじゃなくてもと思ってしまった私の負けでいいです。


動物たちはみんな可愛くて格好いいけれど、猫二匹までホモにしなくてもいいんじゃないかと思いました。
なにかな。腐女子の業かな(笑)

アニマルファミリー狂想曲 (ショコラノベルス)/生野 稜
¥880
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