作:和泉桂
イラスト:あじみね朔生
雄飛(iノベルズ)
2003.10
超個人的評価:★★☆☆☆
この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません
家が多少お金持ちである以外ごく普通の大学院生だった工藤郁。
彼は教授の代理で参加したワインスクールでミステリアスな雰囲気の弁護士、榛葉と出会った。
初対面ではあるが気さくな年上の男と友人のようになる郁だったが、その関係は郁の父親の会社が不渡りを出したことで一変する。
榛葉は金銭的に援助する代わり、郁に自分の”薔薇”になれと持ちかけてきた。
それは彼に調教され、人に売り渡されるペットになることを意味していて……
ちょっと趣味で人間を調教していますっていう、弁護士。
ミステリアスとかなんとかを超越して、無茶度高めな設定ではあるよね。
いかにこの世界観に疑問を感じないでいられるかどうかがこの作品を楽しめるかの分かれ道だと思う。
しかし別にゲイでもないけれど、出会ったばかりのブルジョワジーな男にフォーリンラブ状態の主人公です。
調教モノというにはちょっとぬるく、割と最初から両思いな二人。
商品である薔薇に特に感情移入しなかった榛葉にとって、郁のどこが特別だったのか?
最初からですって言われちゃうとちょっとがっかりするんだけど。
もうちょっと理由付けとか葛藤とかが見たかったかもしれません。
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