作:榎田尤利
イラスト:高久尚子
徳間書店(キャラ文庫)
2005.8
超個人的評価:★★★★+☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


ヤンキーあがりのカリスマ板金工の穂高が唯一苦手なのが歯医者だ。
しかも今通っている歯医者の先生がまた恐ろしい。
怜悧な美貌にキツイ言葉、治療は的確だけど、そこにはまったく容赦がない。
まだ若い歯科医の名前は三和というらしい。
だけど、病院の外であった三和は仕事中とはうってかわった穏やかな青年だった?!
何をされても起こらない三和に、自分が黙っていられなくなってしまった穂高だけど……


ヤンキー上がりの熱血で腕も確かな板金工・穂高×普段は温厚すぎるけど、白衣を着ると人格が変わる歯科医・三和。
怒るのが苦手な三和とキレやすいけど人情家の穂高はいいコンビ。
ひとくせふたくせある登場人物たちと、実在しそうな商店街の雰囲気のバランス感覚が素敵です。


二度目なので、今度こそシリーズ頭から読んでます。
立浪さんの名前が出てきたり、もえぎが出てきたりして思わずにやにや。
シリーズの他作品のキャラとの距離感が近すぎないのもいいと思います。

歯科医の憂鬱 (キャラ文庫)/榎田 尤利
¥570
Amazon.co.jp

作:榎田尤利
イラスト:やまかみ梨由
徳間書店(キャラ文庫)
2004.8
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


経営改善のため、本社から車のディーラーに営業指導にやってきた里見。
生来の真面目さと融通のきかなさから営業所の反感を買ってしまった里見は二週間以内に車を売ってこいという無理難題を押しつけられた。
唯一の味方は地区トップの売り上げを誇る営業マンの立浪。
穏やかで気さくな立浪の人柄に惹かれていく里見だったが……


本棚整理のため再読。
営業指導のために自動車ディーラーにやってきた不器用で負けず嫌いの主人公と、商店街のアイドルで営業所トップの成績を誇る攻。
美形じゃないけど包容力があって、仕事もできる立浪さんはかっこいい。


結局根っこのところでは不器用な二人の仕事を絡めた恋模様はほんと応援したくなります。
きらきらした登場人物がおおいこのジャンルの中ではかなり地味な設定かもしれない。
けれど、この地に足がついていて実際にどっかであってもおかしくないかも……
なんて期待をしてしまうリアリティ。
働く男っていいよね。
やっぱりこのシリーズ好きだなあ。

ゆっくり走ろう (キャラ文庫)/榎田 尤利
¥560
Amazon.co.jp

作:スコット・ウエスターフェルド
訳:金原瑞人・大谷真弓
東京書籍
2007.7
超個人的評価:★★★+☆☆

ミッドナイターズ 1 真夜中に生まれし者/スコット・ウエスターフェルド
¥1,890
Amazon.co.jp

オクラホマ州ビクスビーに引っ越してきた高校生、ジェシカ・デイは、ごく普通の女子高生。

だけど彼女は感じていた。この街が他とは少し違うことに。
ある日、ジェシカは自分以外のすべてのものがとまってしまった不思議な「夜」の夢を見る。
その夢の中で彼女が出会うのは、自分と同じように「夜」の中で動き回ることができる特別な仲間たち。そして自分たちを狙う恐ろしい化け物だった……


選ばれた人間しか入ることの出来ない真夜中の1時間、ブルータイム。
そこに集まる高校生たち……というあらすじからなんとなく昔のラノベっぽいもっとライトな話をイメージしていたんだけど、思った以上に個性的で若干(笑)どろどろして緊張感のあるキャラクターたちの関係性はとてもおもしろかった。


まだ人物紹介と世界紹介で始まったばかりの第一巻。
ここから物語がどうなっていくのか、楽しみです。

作:榎田尤利
イラスト:依田沙江美
笠倉出版社(クロスノベルズ)
2004.4
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


音大に通う設楽六実は、同じ科の桜田凜のことが嫌いだ。
必要以上に懐いてくるところも、人に「タラちゃん」なんて変なあだ名を付けるところも、音大生らしからぬ恵まれた体格も、きらきらしたピアノの才能も全部。
大嫌いなのに、惹かれてしまう。
凜に好かれているのをいいことに、自分のためにピアノを弾くことを要求した六実。
それに対して凜は報酬としてキスを求めてきて……


こちらも再読です。
音大生もの。
プライドの高い主人公の六実は自分よりピアノの上手い凜のことが大嫌いだけど、凜は六実が好きだとひたすら懐いてくる。
大嫌いだけど、気になって仕方ないっていう葛藤とか主人公の意地っ張りぷりが楽しかった。


正直六実はプライドが高くて素直になれないダメなヤツなんだけれど、その万能でない人の悩みや揺れ動きはリアルに共感できる。

流されるように浮気?して僕を許せって言ってしまう彼の弱さと強さ、その時のいつもへらへらしている攻のキレっぷりにはときめかされます。

largo~ラルゴ~ (Cross novels)/榎田 尤利
¥900
Amazon.co.jp

作:華藤えれな
イラスト:円陣闇丸
幻冬舎(リンクスロマンス)
2006.8
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


行方不明の兄を捜してブエノスアイレスを訪れた警察官の朔弥。
タンゴピアニストだった兄の即席を追うため訪れた店で、レオンと名乗る謎の男と出会った。
何かを知っているらしい男は情報を引き替えに朔弥に自分とタンゴを踊ることを要求する。
もう兄のことは諦めた方がいいといったこの男こそ、兄を追っているマフィアの実力者だった。
朔弥のことを気に入ったという男に自分と兄の命をタテに服従を迫られることになるが……


本棚整理のために再読。
ブエノスアイレスが舞台のマフィア×元刑事。
色々あってマフィアのナンバー2のペットにされてしまう主人公の朔弥の、プライドの高さと男前っぷりに萌えた。

彼と人でなしに見えるけど、実は色々な感情を隠し持っているレオンの時に殺伐として時に切なく熱い会話が楽しいです。
単純に愛だけではない二人の関係性がなんともエロくて素敵。


そういえばシリーズ化していたはずなので、いいかげんそれもゲットしてこないとな。

サウダージ (リンクスロマンス)/華藤 えれな
¥898
Amazon.co.jp

作:渡海奈穂
イラスト:窪スミコ
新書館(ディアプラス文庫)
2006.12
超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


転校初日、校内で迷子になってしまった草一郎は、それをきっかけに二人の先輩と知り合いになる。

面倒見がよくて優しい信田と、とにかく意地悪な佐藤。
なにかと自分をからかってくる佐藤を毛嫌いしていた草一郎だが、佐藤と自分の意外な共通点に気づき……
七不思議じゃ足りない、不思議だらけの学校で神様たちに囲まれた不思議系学園ラブ。


ほのぼのいい話で先輩×後輩。
神様とか人外がわさわさ出てきて大変好みの世界観ではあったのですが、あれあれっと思っているうちにハッピーエンドに。
若干安易かなあという気はする。


ピュアピュアな主人公に萌えられなかったのが敗因かもしれません。

文句なしに可愛いイラストは、ほのぼのな世界観はぴったりだと思います。


ちょっとお馬鹿で抜けている犬神様にときめいた。こういう神様大好き。

神さまと一緒 (新書館ディアプラス文庫)/渡海 奈穂
¥588
Amazon.co.jp

作:バーバラ片桐
イラスト:朝南かつみ
ブライト出版(ローズキーノベルズ)
2010.8
超個人的評価:★★★+☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


バチカンから派遣された祓魔師の瑠架は、吸血鬼退治のために訪れた東欧の田舎で異質な雰囲気をまとった領主のフィレンツと出会う。
古い考え方を維持している住人たちの中で瑠架の吸血鬼退治は上手くいっていたかのように思われた。しかしある時から瑠架は謎の淫夢に苛まれるようになり……


とにかくエロに特化した吸血鬼×祓魔師。

世界観と朝南さんのイラストがマッチしてとにかく美しい。


主人公がかなり冒頭から攻の領主にフォーリンラブ状態なのが気になったといえば気になったけど、いいか、エロのためなら。

なんと言っても今回のメインは謎の触手植物です。
触手スキーさんは絶対読むべき!
こってりどっしりと愛を感じる濃さと長さです。
すごいよバーバラさん!!

闇の底で千の祈りを捧げ (ローズキーノベルズ)/バーバラ片桐
¥900
Amazon.co.jp

作:高里椎奈
表紙イラスト:唯月一
講談社(講談社文庫)
2005.12
超個人的評価:★★-☆☆☆

黄色い目をした猫の幸せ―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)/高里 椎奈
¥790
Amazon.co.jp

表で薬屋を営みながら、妖怪万揉め事相談所を営んでいる秋たちの元にとある少年を殺して欲しいという依頼があった。
引き受けられずはずもない依頼を断る秋たちだったが、後日そのターゲットの少年が実際に殺されてしまった?!
店主・秋に殺人の容疑がかかるなか、リベザルと座木は調査を開始するが……


ノベルズ版からの再読だけれど、読み終わってやっぱりなんだったの感がぬぐえない。
警察の秋への対応が色々ありえなかったり、葉山の言動が警察官以前にいい大人としてどうなんだろうとか色々考えてしまい、どうしても話に入り込めない。
やっぱりキャラクター小説だよなあと思う。
それにしても、もう少しリアリティが……

作:椹野道流
イラスト:草間さかえ
プランタン出版(プラチナ文庫)
2010.4
超個人的評価:★★★★-☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


製薬会社に勤める研究院、透は新しいサプリメントの開発に行き詰まっていた。
他社が成功を収めている体をあたためるサプリへの参入。
なかなか訪れないアイデアに頭を抱える透は、ある日カレーの移動販売車に出会う。
気まぐれで食べてみたカレーの味と、店主の芹沢の人柄に惹かれ通うようになる透だったが、ある日プラーべートで彼と食事に行ったことから、いつのも悪癖が顔を出してしまい……


クールキャラと思いきや飲むと襲い受けに変身しちゃう主人公(メガネ)に激しくときめいた。
しかしここまでガチで受が攻を襲っているのは久しぶりに見た気がするなあ。
悪い大人ではなく、普段真面目な人が豹変するっていうのがツボかもしれない。

お相手はワンコだけど芯の通ったカレー屋さん。
閉じこもってしまった透に、出てこないと玄関先でカレーを作るぞなんて言っちゃう
彼のずれたところはかわいいです。それどんなキョーハク!?


椹野さんだけあって料理の描写がとにかくおいしそう。カレーが食べたくなりました。

きみのハートに効くサプリ (プラチナ文庫)/椹野道流
¥600
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作:椎崎夕
イラスト:金ひかる
幻冬舎(ルチル文庫)
2008.12
超個人的評価:★★★★☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


同棲中の恋人に「結婚するから」という理由で家を追い出された美容師の想。
そんな彼にさらなる災難が降りかかる。
ちょっとした親切心から巻き込まれたトラブルで、商売道具である右腕を骨折してしまったのだ。
仕事も、住む場所も失って呆然とする想に救いの手を差し伸べたのは、トラブルの原因になった医師梶山。
無愛想な梶山の優しさにとまどいながらも惹かれていく想だったが……


「隣にいる人」を読んで先生があまりにも不憫だったので再読せずにはいられなかった。
無愛想な医者×不幸体質の美容師。
想のケナゲっぷりと梶原の包容力が堪能できます。
危なっかしくて目が離せない想に振り回されつつ、先生がもっと幸せになればいいと思った。

三十二番目の初恋 (幻冬舎ルチル文庫)/椎崎 夕
¥600
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