こんにちは♪アライズの高橋です。
先週の土曜日ですが、O木様のベンツワゴンが修理でご入庫・・・
①急にエンジンが掛からなくなったり、
②エンジンが止まってしまう
現象での入庫です
早速、「どこがダメなのかなぁ～」と調べるまでもなく①②の現象を聞いて
「燃料ポンプだな
」と直ぐに原因が分かってしまいました
弊社入庫後にもエンジンが掛からなかったのですが、
燃料ポンプを叩いたら何もなかったようにエンジンが掛かる・・・
「もうこれしかない」という事でポンプ不良が確定です
対策品になった燃料ポンプ一式です
リヤシート下に隠れている蓋を開けると・・・
ガソリンに浸っているポンプがお目見え～
蓋を外した外した後の写真ですが、この蓋は流石ガソリンの部分なのでめちゃくちゃカッチリと固定されていて外すのに一苦労します。
ちなみに余談ですが、
弊社で購入頂いたお客様には必ず「ガソリンは常に満タンにしておいてくださいね」とお伝えしているのですが、
の写真で理由がお分かり頂けたと思います
ガソリンはポンプを冷やす役目もあるので、ガソリンが少なかったりすると剥き出しになって熱を持って・・・燃料ポンプが故障してお役目御免（エンジン不動など）
消耗部品なので、いつかは壊れる部品ですが無駄なコストを掛けずに長持ちさせようと思うならガソリンは満タン又は半分以上は常に入れておく、という心掛けが必要です
新旧の写真が・・・
対策部品と旧部品との違いが一目瞭然です
今回、予防整備としてクランクセンサーも同時に交換して頂きました
（写真を撮り忘れました
）
このモデルに限らずW２１０系W１２４系にも共通で起こる現象なので、
今回修理をさせて頂いた箇所は、
現在W１２４W２１０W２１１にお乗りの方は参考にしてください