詞「雪解け」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 
 
 
雪解けの街に軋んだ心
あてもなく連れ出した
大時計の下 待ち合わせの群れ
あの頃はドウカしてた
 
コートの襟を引っ張る
小さな右手はもういない
細々とした雨が髪を撫でて
僕の熱さを掻き立てる
 
あんなに肩寄せ合って
あんなに笑いあって
あんなに夢膨らませて
あんなに愛に満ちていたのに
 
どうして肩は一人ぼっちで
どうして涙がが溢れ出して
どうして未来は止んで
どうして孤独が渦巻くんだろ
 
 

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