詞「消えた青」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 
 
 
 
君の言葉が途切れない
そんな未来に憧れたのに
いつから耳を塞いで
僕の言葉を被せるようになったんだろ
 
描いた青空に雲を覆ったのは
知りすぎた僕の冬枯れの心
 
出会ったころのふたりのままでいられたら
きっと失うことに慣れずに済んだ
みっともなくても無様でも
縋り付く青さがあればよかったのに
 
遠ざかる足音 微かに頷く
そんな未来望んでなかった
大人の階段踏み外したかった
 
 

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