電車の窓にさり気なく書いた
イニシャルが汗をかいてる
うつし鏡のようでせつなくなった
変化と後悔に憂いながら
僕はここに在るよと歌う
ひとりの君と繋がりたい
突風の中でも空は果てしなく青くて
ひねくれた僕は見下されているように感じて
こんなんだから繋がれないんだって
嫌悪感剝き出しに家路について
明日の消化試合にまた溜息
僕ってなんだ?
君ってなんだ?
壁に問い掛けてはグレーに咽び泣き
僕を救いたい
君を掬いたい
果てしない青さに何度もノックする
生産性の無い渇き
だけど 僕は君に会いたい
届いてよ まだ見ぬ君に