詞「まだ見ぬ君に」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

電車の窓にさり気なく書いた

イニシャルが汗をかいてる

うつし鏡のようでせつなくなった

 

変化と後悔に憂いながら

僕はここに在るよと歌う

ひとりの君と繋がりたい

 

突風の中でも空は果てしなく青くて

ひねくれた僕は見下されているように感じて

こんなんだから繋がれないんだって

嫌悪感剝き出しに家路について

明日の消化試合にまた溜息

 

僕ってなんだ?

君ってなんだ?

壁に問い掛けてはグレーに咽び泣き

 

僕を救いたい

君を掬いたい

果てしない青さに何度もノックする

生産性の無い渇き

だけど 僕は君に会いたい

届いてよ まだ見ぬ君に

 

 

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