詞「灰色に染まった日常の真ん中で」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

一目会ったその瞬間から

心は熱気を帯びた

 

言葉や視線交わすたびに

凛とした世界の虜になった

揺るがないもの 君との未来

 

だけど僕は何も知らなかった

満天の裏に隠された陰の存在を

 

光から逃れるように

君はスカイブルーにダイブして

一瞬より速く全てが散った

 

あのとき 君の言葉を待っていたら

あのとき 君に視線を向けていたら

揺るがないままだった? 二人の未来

 

答えが出ないから 見つけようと足掻く

僕らが許せないから 牢屋に籠る

 

君はこんな僕になんて言うかな?

聞かせてよ 身勝手な君の叫び

聞いててよ 身勝手な僕の慟哭

灰色に染まった日常の真ん中で

 

 

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