詞「ある日、青が僕に吹いた」 | 「空虚ノスタルジア」

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オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

 

ある日、青が僕に吹いた

不意を突いて吹いたから

思わずしゃがみ込んで

弱虫な心臓をおさえた

 

ある朝、春が現実になった

幻想ばかり背負ってたから

裸の胸にてのひら乗せて

溢れる鼓動に耳を澄ませた

 

晴れ過ぎな空

だから不安が脳を泳ぐ

雨に慣れてた僕

だから頬をつねってよ

 

特別なものなんか何も持ち合わせちゃいないけど

ありふれた僕でいいなら寄り掛かって

ありきたりなラブソングと茶化されても

君と同じ歩幅なら

僕はまだまだ歩けそう

 

 

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