詞「君の住む青」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

 

絡まる波に溺れ掛けてた

このまま瞑ろうかとも思った

歪んだ世界 止まった時計

君が針を戻してくれたんだ

 

相変わらず弱い僕でも

君だけは守ろうと決めた

ひとつになってく 僕らの記憶

昼下がり 瑞々しいホーム

 

産声を上げたばかりの季節だった

 

なのに

ねえ どうして奪い去るの?

分つには早過ぎる空

「こんなの、あんまりだよ……」

 

君の住む青に飛び立てられたなら

羽ばたきを真似ても 風に揺らぐだけ

君の住む青から僕は見えるのかな?

笑うのも泣くのも違う気がして

過ぎ去る季節に佇む

屋上から見上げた青が霞んで……

 

 

 

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