「学校では教えてくれないアーティストのなり方」 (あなたの夢はなんですか?) | Arisaのブログ 「学校では教えてくれないアーティストのなり方」

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「学校では教えてくれないアーティストのなりかた」

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「学校では教えてくれないアーティストのなり方」
(あなたの夢はなんですか?)
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ブルックリン、ヲウチギャラリーにて。
フェイスブックでも、写真などをアップしてま~す。
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アーティストのみんな元気かな~!

今月に入ってゆっくりめのブログでごめんむっ

今回は、今年の夏に短期でインターンに来てくれていた「すーちゃん」のことに

少し触れたいと思う。


「私はギャラリーで仕事したことないんですが、ニューヨークの現場で実際に学んでみたいんで

す!なんでもしますので、手伝わせてください!どうか、お願いします!!!」

彼女がOuchi gallery に来た時の言葉だった。

インターンをしたいという人は多いけれど、実際こんなに率直に伝えてきた人は初めてだ。

そんな彼女の素直さには驚いた。


最近では、「自分は知っている。」と経験もしたことないのに

頭でかっちなだけの

”バーチャル アーティスト” が多くて

「知っている。」と「経験したことある。」

ことの大きな違いを説明しなければいけないことも多いから

「経験」を「知識」よりも大切だと思える人は

ここでは「仲間チョキ」なのだ。


アートに関しての経験はないが、将来はギャラリーを経営したい!という大きな夢があることも

後々語ってくれた。

100人展のアーティスト管理やアーティストケアーを体験して、ニューヨークを後にしたけれど

彼女が残してくれたものは、アーティストたちにとって大きなものになったと思う。

そして、彼女自身も決してお金では買えない「経験」という宝物を見つけたにちがいない。


下記からは、彼女にアンケートをさせてもらったので、その内容。


1)NYで感じたこと、刺激を受けたことなど。

A)NYは、ショップを覗くようにミュージアムやギャラリーに入れて、何気なく聴いてるラジオのように生演奏の音が聞こえる。アートやミュージックは、特別なものでも、特別な人だけのものでもないということを体でビシビシ感じました。

2)ouchi のインターンで感じたこと、影響を受けたこと。

A)ouchiギャラリーはNYのギャラリーの中でも、とても温かい空間で、誰でもふらっとお友達のおうちに遊びにいくように入れるギャラリーです。
インターンでの仕事も、オーナーのアリサさんがこれをしなさい、あれをしなさい、ではなくて、アーティストの為にどう思う?とか、この展示のリストはどっちがいいと思う?とか、素人の私にも意見を聞いてくれて、良かったら採用をしてくれました。ギャラリーの運営を教えて貰おうという姿勢でいったけれども、一緒に作らせて貰いながら学ぶと言う感じでした。
これはNYに行って一番嬉しかったことで、芸大も出てない劣等感ばかりの自分にとって、背中を押して貰えてすごいパワーになりました。

3)日本に帰ってから、感じたこと。

3)NYから帰ってやる気満々の私が、やっぱりギャラリーをしたいと口にするだけでも、NYにかぶれてきたのだろうとか、NYとは違うから無理だという声が多いです。NYの人たちはみんなすてきな事だ!と応援してくれたのに、どうしてこんなにも違うのかと不思議に感じました。でも、今までは心が折れていましたが、何を言われても悲しくなかったです。

4)自分の考え方の変化があったか?

4)NYに行くまでは、ギャラリーをやりたいというふんわりした気持ちだったけど、ouchiギャラリーでの日々が、やりたいじゃなくてやるんだ!という気持ちに変えてくれました。

5)これからの未来の自分。

A)数年では叶わないかもしれないけれど、諦めることは何一つなくて、必ず自分のギャラリーを持ちます!!

6)今自分ができること。

A)沢山のアートを見て、アーティストを知る事。そして沢山の同士を探して行く事だと思っています。

7)日本のアートについて。

A)個人的な考えですが、日本のアートはもっと世界に出ていけばいいのになと思っています。日本人は新しいものを見つけることに、とても臆病だと思います。”誰かがいいというものがイイ”という文化がまだまだ根付いていると思うので、日本だと芽が出にくい。日本のアートが世界にでて、いろんな評価や可能性をもっともっと見いだしていってほしい、将来私はその架け橋になりたいと思っています。



*すーちゃん、お疲れ様でした:)



Sumiyo すーちゃん(愛称)

1982年生まれ 京都出身
大学時代、美大の先生主催アメリカアートツアーに参加。”アートはこんなにも面白い!”と衝撃をうける。会社員生活を続けていたが、先生のように”誰かにとってアートに触れるきっかけの人になりたい”という思いが止まらず、会社を辞めNYに渡りouchigalleryでインターンをする。帰国後、学芸員資格を修得するため大学に通う。現在は先生の元で勉強中。




これからも応援よろしくお願いしますm(_ _ )m

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↓この100人展が成功する裏側には彼女がいた。
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