バーレッスンの流れ ⑦フォンデュ~バレエのレッスン疑問点 no.25~ | 瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

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バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、ずっとバレエのレッスンをしている方にも、バレエのお悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

こんにちは

愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です

 

バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?

バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

 

《バーレッスンの流れ ⑦フォンデュ》

⑦フォンデュ

バーレッスンで行うフォンデュは、

正確にはバットマン・フォンデュ

レッスンでは略してフォンデュと

指示されることが多いです。

 

フォンデュ fondu

・・・フランス語 溶ける の意

バレエにおいては、

溶けるような優雅な動きを指すパです。

 

片脚をドゥミ・プリエにする動き

 

ピルエットのタイミングや

フェッテ、パ・バロネなど

ルルベやジャンプの踏み切りに

必要な動きです。

 

バットマン・フォンデュは、

動く脚がクペで、

軸足がドゥミ・プリエから、

 

軸足が伸び上がると同時に

動かす脚を前・横・後ろの

いずれかに出す動きです。

 

両膝を同時に伸ばします。

 

 

チーズフォンデュ、

チョコレートフォンデュなど、

お料理として聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

とろとろに溶けた

チーズやチョコレートのように

止まることなく

どこまでも

伸びていくイメージで

行ってください。

 

バットマン・フォンデュの動きは…

 

バーに向かって立ち、

両手をバーの上にのせます。

 

5番ポジションから

動く脚は

前のクペの位置に

移動させながら、

軸足はドゥミ・プリエします。

クペの詳しい説明や意味はno.24、

(バレエのレッスン疑問点→no.24 クペ)

プリエの詳しい説明や意味はno.16をご覧ください。

(バレエのレッスン疑問点→no.16 プリエ)

 

片脚でドゥミ・プリエしていますので、

身体の重心は

軸足の中心にしっかり置いてください。

 

骨盤は、

5番ポジションと同じでいられるように

坐骨が歪んでいかないように注意します。

 

軸足が

ドゥミ・プリエから上へ

伸び上がると同時に、

 

動く脚を

前の床、もしくは空中の、

ポイントまでしっかり伸ばします。

 

空中のポイントに出す場合、

動く脚の足先は、

弧を描くようなイメージで出してください。

 

クペから

脚を持ち上げないように注意します。

 

そして、

両膝を伸ばし切るタイミングを揃えます。

 

脚を空中のポイントまで伸ばす場合、

クペから空中のポイントまでの

動く距離が長くなるため、

 

動かす脚を先に少し伸ばし始めてから、

軸足のプリエを伸び始め、

伸ばし切るタイミングを合わせます。

 

同様に横も後ろも行います。

 

続けてフォンデュをする場合…

タンジュから5番ポジションに動き、

改めてクペ、プリエから行う

もしくは

フォンデュで伸ばし切った状態から、

動く脚がクペに動くと同時に、

軸足ドゥミ・プリエに動きます。

 

内腿の働きとしては、

クペもドゥミ・プリエも同じですので、

両脚同時に動き出します。

 

軸足は

片脚でドゥミ・プリエをしますので、

バーレッスンの初めの方で行った

両脚のドゥミ・プリエより、

更に

足裏(指裏)で床を押し、

体幹を使って、

上体を引き上げていないと、

内腿を引き伸ばして使えなくなるため、

前腿や膝、脹脛に負担がかかってしまいます。

 

このフォンデュは

・身体をコントロールする感覚

・床を押すと同時に上に伸び上がる感覚

を身に付けるのにとても重要なパです。

 

バーレッスンが進んでいくと、

身体への負担が大きな動きになり、

意識しなければいけないポイントも

多岐にわたってきます。

 

 

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