「働きたくない」


何故にこんなに思うのか


分からなかったし


それでも何らかの形で


20年以上働いてきた。





 


過去に分かろうとして


「働く」の自分の思い込みを知るために


ノートに書いたりもしてたんだけど


結局、1人では掴みきれず

 

働きたくない自分への


自己否定は消えなかった。





 

今、就労移行支援事業所という場所に


通いながら


「働きたくない。」だなんて。


と、思っていた。

 



でも、ついに


その本音をスタッフさんに


出してみた。




そこを見ないふりしては


始まらない気がした。

  



最初は


「私、働くことにネガティブな

 

イメージがありすぎて……」


という相談の仕方をした。




「働きたくないんです。」と


直球では言えなかった。




でも、最後には


「働くことにネガティブって


最初かっこつけましたけど


働きたくないって思ってるんです……」


と告白した。





正直に伝えたのは


頭は大丈夫と思っているのに


体がめちゃくちゃ働くことを


拒否して、困ったから


というのもある。





 ひと月前くらいに


「ここなら、働けそう!」


と思った販売の求人があって


でも、迷っていたから


直接そのお店を見に行こうとした。


(知っているお店だったけど、下見として。)




そこに向かったら


どんどん不安が強くなって


ハカハカして


気が遠くなって


お店にたどり着く直前で


動けなくなってしまった。





たまたま


ティッシュくばりのお姉さんに


声をかけられ、話しているうちに


少し落ち着いて


近い距離をやっとタクシーで


帰って来れたんだけど。





就労移行支援の


スタッフさんは


「働きたくない。」

 

と言い出した私に


顔色ひとつ変えず


何の否定もせず


ただ私の言葉を聞いてくれて


受け止めてくれて


働くことへの


ネガティブとポジティブを


書いてみる事を勧めてくれた。


 


ひたらすら、浮かんだ事を書く。




手が止まったら辞めること


苦しくなったら辞めること


というアドバイスももらった。





早速その日に


ワードでひたすら打っていった。


(パソコン苦手な私が

就労移行支援で訓練して

wordが使えるようになったのだ!)






出てきたものを眺めていった時


根っこにあったのは

 

一見働くことと関係無いように見えた


私の対人三原則だった!



https://ameblo.jp/arisa-t0808/entry-12854839923.html






人に甘えてはいけない


人に頼ってはいけない


人に迷惑をかけてはいけない



私の中で何度でも出てくる(笑)、コレ↑↑↑




 


すなわち


私にとって他人とは


甘えてはいけない人であり


頼ってはいけない人であり


迷惑をかけてはいけない人なのである。




甘えたら怒られ


頼ったら拒否されるかウザがられ


私がする行動は相手の迷惑になるもの


なのであった!(思い込み)




  


私にとって社会に出るということは


たくさんの他人と関わることであり


周りは私を傷つける敵だらけで


弱いと生きていけなくて


死ぬか生きるか


戦地に赴く


みたいなもんであった……





仕事って必ず他人と関わる。


(仕事だけじゃないけど。)




他人に対してそう思っていたら


そりゃめちゃくちゃ疲れるし


頼るくらいなら


逃げたくなるし。

(頼ったら傷つけられると思っているから!)





防空壕(家の中)にいたくなる。




でも、防空壕も居心地良い訳じゃない。


だってどこにも戦争はなくて


私の中だけで起こってるんだもの。



防空壕に避難しようが


どこに行こうが


私がいる所が戦地になる。





だから、家でじっとしていても


全然楽にはならなくて


むしろ、人との関わりで楽しかった部分も


無くなった事で


苦しくなった。





結局


辛さに耐えるのが人生


そう思ってきたんだよね。











なんで?




そう育てられたから!





他人に思ってたことって


母に対して思ってたことであり

 

母から教えられたことでも


あったんだ。


 



甘えて、頼って、迷惑かけることを


母は嫌っていた。




「あの人は甘えるから


そういう所が嫌い。」


と言い


父に頼っている姿を見たことはなく


腕を骨折した時も直ぐに病院には行かずに


職場へ行った。





そういう人間だった。






子供というのは、甘えて、頼って、迷惑かけて


当たり前なもんなんだ。




私は最近やっとそれが分かった。




それを受け止めてもらって

 

大人になるのが大切だ。




それを私もばんぶーに


して来れていなかったんだ。


 



幼い私が


母に甘えて、頼って、迷惑かけるのは


当たり前で


それを母は受け止められなかった。

 



それは、母も親に受け止めてもらえず


大人になり


母になったからだと思う。



母の人生を聞いてそう思う。



https://ameblo.jp/arisa-t0808/entry-12852832525.html


https://ameblo.jp/arisa-t0808/entry-12854062645.html






それで私の対人三原則


(甘えない、頼らない、迷惑かけない)


が出来上がった訳だ。




母に甘え、頼り、迷惑をかけた


幼い私に罪は無かった。




幼い日に体験した母の反応を


全ての他人がする訳じゃない。





甘えることを


頼ることを


迷惑をかけることを


他人を


そんなに恐れることはないと


やっと分かりはじめて


私は日々過ごしている。

 




働きたくない

 

訳では無かったんだな。





今日も見応えあり!



Arisa