し、知らなかった。


というか当たり前なのに


考えもしなかった。







母にも子供時代があったのだ。





当たり前だが、母は生まれた時から


私の母親であったワケがない(笑)




今日母に電話して


そんな当たり前のことを知った。






ドキドキしながら母に電話して


母がどんな環境で育ったか


祖母(母の実母)は母から見て


どんな人だったか


関係性はどうだったかなどをたくさん聞いた。





私は物心付いてからの母を


覚えているし


母の口から出る父や祖母(母から見たら姑)への


恨み節は良く聞いていたりして


結婚後の全然幸せそうじゃない母


は知っていたけれど


幼い頃の母は知らなかった。





だから、聞いてみた。





母の人生を理解するために。


母の育児の背景にあったものを知るために。






私はただメモを取りながら


うん、うん、とひたすら聴いた。




時に質問したり


時に亡くなった祖母と祖父を


母と一緒に懐かしみながら


とにかく聴いた。





今思えば、お世話になってる


スクールカウンセラーさんみたく


聴いてた感じ。




もう、完全に第三者みたく聴いてた(笑)



仕事みたく聴いてた(笑)





必要だから聴いてた。








いきなり母とこんなふうに


冷静に関われるように


なった訳ではもちろん無い。




今度書こうと思うけど


時間かかって、もう


諦めたから


できた事だと思う。






とにかく知らなければならない。



自分と母親を。



ばんぶーのために。


https://ameblo.jp/arisa-t0808/entry-12852580800.html






母は70代。



今日、明日、何があるか分からない。


聴こうと思ったのなら、即動くしかない。

と自分に言い聞かせ電話をした。











祖父(母の父)は腕の良い、和菓子職人だった。

(私が生まれた時、祖父はもう亡くなっていた。)


東京で修行し北海道に戻った

祖父の作るお菓子の色合いは

田舎に似つかわしくない美しさ

だったそう。





お正月は、キレイな口取り菓子を作ってくれて





それと一緒に

お皿に子供達の好きなものを乗せて

一人一人ワンプレートにしてくれたそうで

「あれは、嬉しかったな。」

と母は最後に言った。




私には子供の母がキラキラした目で

そのワンプレートを眺めている

様子が見えた。









その時


ああ、母も子供だったのだ。


と思った。





最初から

あの、幸せに見えなかった母じゃない。

最初から

私を助けてくれなかった母じゃない。

最初から

話しを聴いてくれなかった母じゃない。

最初から

嫁、姑に苦しんでた母じゃない。

最初から

父の悪口を言ってた母じゃない。





私と同じように

子供時代があって

自分の母親を見ながら育ち

社会に出ていき
(16歳で社会に出てる)

結婚し

出産し

子育てをした。





母も一人の人間だったのだ。





色々聴いて

母が祖母から受け継いだ価値観

祖母との関係

時代背景

社会に出て持った価値観など

分かった。



プラス父との関係や結婚生活。




あー、そりゃ、ああいう

ふうになるよね……


と思った。






45歳にして初めての母への理解。




今週も大好きな番組を見たラブ




Arisa



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