先日、母に母がどんな人生だったか


という話しを聞いた。


https://ameblo.jp/arisa-t0808/entry-12852832525.html




その時に聞いたこと。




私の母は16歳から社会に出て


販売職(陶器や食器を扱うお店)で働いた。







(これは知っていたけど、

16歳、中卒で社会に出たって改めて

すごいなと思う。

時代が今とは違うとはいえ。)






仕事ができるようになってゆき


20歳で、銀行の支店長への納品も


任されていたそうだ。


(私の20歳といえば、短大生で

親の仕送りでフラフラ呑気に暮らしていた歳!)





27歳で結婚するまで働いていた


その11年は


母の中でかけがえのない時間のようだった。




16歳で就職したけれど


人間関係にも恵まれ


色んなことがありながらも


やりがいもあり


評価もされ


社会的地位が高い人


裕福な人たちも顧客でおり


今から振り返ると


そこで働いた期間というのは


母に自信をもたらした時間であり


煌びやかな時間だった


んだなと話しを聞いていて思った。







ところが


その働いていた時の話しも


母の母(私からしたら祖母)の話しも


結婚した嫁ぎ先(私の実家)ではタブーで


話す事は出来なかったそうだ。






その理由はこの間は


教えてもらえなかったけど


以前に


父か、祖母(父の母、同居)、


又は両方が


嫌がったからだと


母から聞いたことがあった。





父と祖母が何をもって


母がそう受け取るような


言動をしたのか


今はもう分からないし


母が


「タブーなんだ、話しちゃいけないんだ。」


と一方的に解釈した可能性はある。






だけど母が


そう解釈するようなお互いの関係性で


あったことは確かだ。




今の私から見た


あの当時の3人はそれぞれが


寂しさを抱えていたように見える。

(これは妄想)




家族だったけれど


それぞれが孤独だったように見える。

(これも妄想)





父は物心がつくかつかないか位に


病気で実母を亡くしている。



何人もの養母に育てられた


過去がある。


(私が知っている祖母も父の養母。

父は過去を話したがらないので

詳しくは知らない。)



45歳で未だ、実母が健在な私からは


全く想像できない家庭環境だ。




祖母は芸者で祖父(父の父)の何番目かの

奥さんだったと聞く。

(私が小6の時、病気で亡くなった。)





そんな中で育った私!



うん、見えてくるものがあるね!




父は、母が何人も変わって


時に急に兄弟が増える

(母になった人の連れ子)


ような状況で育ち


父になった。





母は


明治生まれの働き詰めで


愚痴もこぼさず


体が弱い菓子職人の夫をひたすら支えた


「貧乏はいやだ。」という口癖の


忍耐強い母を見て育ち


母になった。





幼い過去を思い出したくないという父は


幼い娘の私に伝わるような愛情を与えられた?


(そして、父は多分アスペルガーと思われる。

予想。今日、本を借りてきた。)




嫁姑で辛い状況の中にいた母は


「どんなあなたでも愛してる。」


という無条件の愛を


自分より明らかに


メンタルが弱い娘の私に与えられた?





「学校に行きたくない」という


目の前の高校生の娘の私と


同じ年齢の時


自分はもう


社会に出て働いて生きていた。



そういう人が


「なんでがんばれないの?」


って娘に強く言わずに


娘の気持ちを受け止められた?








無理だよね。


無理だわ。







さらに


母からしたら、嫁姑問題もあって


父も母の味方ではなかったし


家庭の中に敵がいるんだもの。





身を守ること、自分のことで精一杯だ。





母もきっと、こうだったのだ。






だから、私も


こうなったのだ(笑)




危ない!ばんぶーも


いずれ、こうなるように

育ててしまっていたのだ。






自分というものは

必ず誰かに育てられて今がある。



だから、今、生きている。



親も誰かに育てられて

大人になった。





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Arisa