6月のある土曜日・・・
仕事をしていると5軒向こうのお店の男の人が
「猫とか犬とか保護したりしているんだよね?鳥も出来る?」と・・・。
理由を聞くと、お店の裏でフクロウがカラスに襲われていて・・・とのこと。
お店には1人だったので「留守番お願い」と伝えダンボール箱を持って走りました。
行ってみるとみんなが「マコちゃん助けてあげて」と。
フクロウは、片目をカラスに突かれていてもう見えてないようでした。
かかりつけの動物病院の先生に電話をしたら連れて来ていいとのことで、旦那さんと
病院に走りました。
先生はダンボールを開けるなり「入院させます・・。」
傷の状態も良くはなかったのですが、もう一つの理由がこのフクロウは、アオバミミズクという
ミミズクで、青葉が芽吹く頃に日本に飛んでくるのでアオバミミズクというそうです。
「治ったら飼えますか?」と先生に聞いたら、この野鳥は本来飼ってはいけないそうです。
飼うのには県の許可がいる難しい野鳥だそうです。
元気になって・・・と先生に託し帰りました。
でも、傷が脳まで達していて数日後死んでしまいました。
・・・でも、あのままカラスに殺されるよりは・・・と。
ミミズクを保護するなんて早々ないことなのでビックリでしたが、私がいつもお世話になっている
保護団体の代表さんの家には、この数日前に庭に弱ったオオタカが来たそうです。
やっぱり私達はこういう運命なんでしょうか。
死に直面したり、保健所の現状を知ったり辛い事もたくさんあります。
でも、だからこそ命を愛おしくおもいます。
そしてついつい自分の生活も省みず、保護してしまいます。
保護団体さんには所属していないので、身体的にも金銭的にも楽ではありません。
でも、見たらほかっておけない・・・
もう、なんかあったら連絡のくる生活にも慣れてきました^^