マーブルクレイジュエリー協会
代表理事 堀内ありさです。
初めましての方はこちらへ♡
協会ホームページ
色の根本は赤・青・黄の3色だけ
全ての色はこの3色から成立ちます。
赤+青=紫
青+黄=緑
黄+赤=橙
という様に3原色のうちの2色が混ざることによって、別の色が生まれます。
2色の混ざり合う割合のどちらの色が多いか少ないかによってさらに黄緑、赤紫、青緑などさらに複雑な色になって行きますね。
この辺りは誰でも分かる話だとは思います。
さらにここに白と黒を混ぜることにより淡色、濁色が生まれます。
赤+青+白=薄紫
青+黒=ネイビー
この様に際限なくこの5色を使って色を作り出すのです。
作りたい色がある時はその色をよく観察する事。
例えばこちら作品の色を使ってみたいと思ったとします。
↓↓
濁っているか?淡いのか?
3原色の青より黄色が強い青か?赤みが強い青か?よく見て下さい。
こちらはブルー系カラーであるのが、分かりますが黄色味が強いブルーであり淡い色でもありますが、ほんの少しくすみがあるのが見てとれます。
こちらの色を分解すると色の多い順に
青、黄色、白、黒
3、2、6、0.1
くらいの割合で混ぜればこの色に近づくと思います。
詳細はご自身の持っている粘土だとか全体の量とかによって微妙に変わってくるので自分でやってみてね。
たしかに感覚ですぐ分かってしまう人もいますが、苦手だな!と思う人は常に色を分解して、自分でその色になる様に混ぜ合わせて行く!を繰り返しているとどんどん瞬時に分かる様になって来ますよ。
似合う色にもセオリーはある!
一つの作品の中で何色か色を入れたい時に合わせる色が分からない!という方もいらっしゃいます。
こちらは少しでも色彩学を学んだことがあれば、知ることが出来るのですが、補色、隣接色、中間色、トーン別同系色などがあります。
ある程度、人間がキレイで心地よく感じる色というのはセオリーがあって、そんなにむずかしい事ではありません。こちらも勉強すればすぐに分かります。
センスや感覚、才能のせいにしてしまって勉強することから目を背けて欲しくないなぁと思います。
逆に言えば難しくて感じる事なく最低限の知識があれば、美しい配色もわかります。
あえてコツを伝えるとしたら、濁色を使うのを控えてみる事。
前出したとおり色を分解してみた時に黒が入ってるかも?と思う色があった場合には、使うのを抑えてみるという事をしてみるとよいと思います。
またファッションにはどう合わせて行くべきか?
年齢によってどう合わせて行くべきか??
などなど細かいテクニックもあるのですが!その辺は、受講生さんにお願いされてフォローアップ講座をご用意したのでまたじっくりお伝えしたいな!と思います。
6年半もの間、お客様にリピートされ続けるアクセサリーを作って行けて来たのにはお客様に似合うものとキレイな色を追求し続けて来たからです。
そのとっておきの秘密を出し惜しみなく伝授して行けたらいいな!と思います。