マーブルクレイジュエリー協会
代表理事 堀内ありさです。
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「自分は人とは違う何かを持っている優れた人間だ」
そう思いたいし、心のどこかではそう思っているのは誰しも少なからずあるのでは無いでしょうか？
だから「強み」とかが流行ったり、個性診断とかなん数秘とかが流行るのかな？って。
別にそれを否定している訳でもないし、私自身もそうゆうの楽しむ程度ですが好きですし。
ただ、自分が「世の中では居てもいなくても変わらない取るに足らない存在である」そんな風に時々思えて寂しいから、そんなわけがないを実証するために、実はこんなスゴイ所がある！という診断結果に満たされたり、承認欲求を満たそうとSNSでいいねを稼ぐために頑張ってみたり、起業をしてみようか？と奮起したりする。
そして5年が経つとこう言った現実が待っている。
5年目での廃業率は個人事業で74.4％法人で47.3％
法人化までさせても、5年で半数は廃業。
10年経てば9割が廃業するんだとか。
様々なデータがあるので、どれが正しいかハッキリしなかったですが、まぁほぼほぼ生き残らないんですよね。
そういえば、作家活動して初期の頃ハンドメイドで知り合った方はやめてしまった方もたくさんいます。
コレって、恐らくですが開業届をきちんと出しているレベルだとは思いますがね。
だってそうじゃないレベルの人たちなんて、いつ初めていつ辞めたかなんて口でなんとでも言えるもんな（笑）
役所に開業届を出して廃業届を出すまでの期間なので、もっと正確な数字なんて、なんとも言えないと思いますが。
私、コロナ社会が始まって色々と考える事も多く内省することも増えましたが、事実をちゃんと認識したんです。自分自身をしっかりとね。
別に「何者かになろうとしなくていいし、特別でもないし、事実、世の中にとって何をしていようと取るに足らない人間」なのです。
それはみんなそうなんです。
それが悲しいけど現実。
たとえそれが総理大臣であっても、有名な俳優さんであっても、スティーブ・ジョブスであっても、どんな偉業を成し遂げた人であっても、時間が経てば代わりは生まれて風化します。
ましてや、私のような田舎で生まれた主婦なんてそんなの当たり前であって「そんなはずがない！と何かにしがみついた様に自分が正しいと証明する必要など無い」を知った時にやっと全てから解放された気分になりました。
幼い頃から変な子と思われてました。
みんなが当たり前とする事が好きじゃ無いし、人とは違う事に興味があって、ファッションも奇抜で、誰もやった事がないことを先にやって、それが後から流行ると言うことがたくさんあった。
流行る頃にはまたその先をやってるので理解してもらえる時はほぼ無い。の繰り返し。
だからと言って何者かに慣れるほどズバ抜けている訳でもなく、結局周りからの評価はいつだってちょっと変わった子。
それでもちゃんと自分で自分を認めてあげていれば、充分だったのに、いつの間にか「変わっているのはなにか違う何者かに存在になれるからだ！」と認めて欲しい為の承認欲求へと変わる行動をさらにし続けていたと思います。
振り返れば振り返るほど、痛いヤツだな（笑）
例えどんな自分でも、認めてくれる存在はすぐ側にいるのに。
主人と子供たち。
それと変わらぬ長い付き合いを続けてくれるお客様達。
無理をしないと認めてくれない
必死にならなければ側にいてくれない
過剰にサービスしないと離れる
そうゆう人たちと一緒に過ごしていて人生は果たして豊かになるのだろうか？
（あ！起業本気になりたい人は絶対に馬車馬期はいるからね！それ出来ない人はいつまで経っても中途半端なんで）
無理して何者かになろうとしなくても良い
必死でそうである理由探しにしがみつかない
みんなそう。
世の中にとってはただの人。
でも世の中ではなくても、誰かにとっては絶対に存在しなければならないはず。
子供やパートナーや親など。
やはり自分の手の届く範囲内にいる身近な人達です。
その人たちは、いいねしなくても、無理しなくても、ただ一緒にテレビを見ているだけで幸せだったりするもんなんだな。。と、改めてこの休み中に実感いたしておりました。
ホントに、私自身も変な人間ではありますが、特別でもなくなんでもなく、ちっぽけでどこにでもいるただの主婦。そんなモノです。
そんな私でもいいから、何かを作って未来に繋げて行く。それだけでいいと思えた今年の夏休みでした。
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