結婚30年。不仲20数年。ずっと不仲に悩んできた。
後半は家庭内別居。離婚したくて、夫は弁護士依頼していたと後で聞いた。
数十万支払った、と。
子どもを巻き込む大ごとになっていた。
子どもたちに、
「なんで離婚しないの?」
と何度も聞かれていた。
その度、私は困惑する。
なぜなら、なぜ離婚しないのか、私自身がわかっていなかったから。
頭を巡らすが、口からでてくる答えはその都度違う。
自分が口からだした言葉を聞いて、しっくりこなくてうなる。
なにかが違う。
違うことはわかるが、なにが本当なのかわからない。
わからない。わからない。わからない。
「わからない。」は逃げだ。
「わからない。」とずっと逃げていた。
巻き込まれた子どもたちが苦しんでいるのに、
私は「わからない。」と逃げていた。
夫婦不仲はダミーである、と気づく。
問題は夫婦間にあるのではない。
結局のところ、
「自分の問題」なのである。
自分の在り方の問題なのだ。
それを「夫が。。」「妻が。。」と言っているうちは、変わらない。
被害者でいるうちは、変わらない。