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中学の部活動中にピアノに顔面衝突して、前歯が4本抜けまして、なんとかくっついたものの、大人になってから歯の色の変色と傾きが気になってきた私は、矯正歯科に相談に行きました。
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そこで提案されたのは、差し歯とかインプラントとかではなく、
1度抜けて神経がなくなっている歯はどうせもうダメだから、
ダメになった前歯4本抜いて、横の歯を全部ずらして隙間を埋めましょうというもの。
え、そんなことできる?超絶大変では?
前歯の横の歯(2番)って少し小さいし、犬歯が2番にくるってこと?大丈夫そ?
と思いつつ、矯正歯科の先生がその方法しかない、それが一番最善のやり方だと言うもんだから、私はすっかりその気になってしまい、『じゃぁそれでお願いします』と言ってしまいました。
もうほんとに今思えば、もっと他の矯正歯科や地元の歯医者さんで『こういうやり方で矯正するって言われたんですけど…』って相談すればよかった
後の祭りです。
治療では、まず前歯を1本ずつ抜いて、そこに仮歯を付けて、全ての歯に付けたワイヤー(よく見るやつ)で少しずつ歯を動かしていきました。
また、口の中の上部に歯列拡大装置?を付けて、毎日手動でネジを回したりもしました。
こんなやつ。
矯正歯科ネット(急速拡大装置とは | 矯正歯科ネット (kyousei-shika.net))より
その装置を付けているときは本当に痛いし、ご飯が食べづらいのはもちろん、喋りにくくて、仕事で窓口対応や電話対応をしなければいけないのが本当に大変でした。発音がうまくできなくて恥ずかしかったです。
(ついでに、装置にめっちゃ食べ物が絡まるし)
仮歯が取れてしまい地元の歯医者さんに付けてもらいに行くと、『え…そのやり方…??』と不穏な表情をされました。また、歯科助手をしていた友人にも、大きい前歯がなくなって隙間を埋めたら、歯が全体的に内側に入るから、おばぁちゃんみたいに見えるんじゃない?と心配されました。私はそこまで考えられていなかったので、めちゃくちゃ不安になりました。
でも、その時すでに前歯を抜いていたし、矯正の契約をしていたのでやめるわけにはいかず矯正歯科の先生を信じるしかありませんでした
矯正歯科への通院は、1ヶ月に1度くらいでしたが(歯が動くのに時間がかかるため)毎回2時間~4時間くらいはかかっていたと思います。
そして1番最後の歯(左下1番)の隙間を数か月かけて動かそうとしていたのに、全然埋まらなくて、レントゲンを取ったら左下2番の歯(5本目)の根っこが骨と癒着していることが判明したんです。そして、このままじゃ動かせないから、この歯も取らないとダメだね~と言われ、急遽抜くことに。
ですが、骨と癒着している歯ですよ。骨と一体化してしまっている歯ですよ
全然抜けない(取れない)んですよね
数人がかりで私を押さえつけ、力ずくでゴリゴリと削られ、なんとか抜けました。
もうその時は本当に痛すぎて地獄でした。それまでの治療も結構な痛みに耐えてきたけど、その時はもう本当に集団いじめにあってるんじゃないかってくらい壮絶でした。
で、そうやって最終的に合計5本の前歯を失い、隙間を埋めて、なんとか傍目ではわからないような状態になっています。
長くなったので、続きます