■高校野球に見た〝体と頭と精神の三位一体化〟 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

呼吸からはじめるピラティスライフ

50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
自由が丘/宮前平/マシンピラティスプライベートセッション/マットピラティスオンライン

 
こちら数日前のFacebook投稿。




そして今日はその決勝戦でした。


朝からローカル局の中継を
ずっと観ていたのですが
試合開始前のベンチの中で
選手達がずっと笑顔でね
なんかめちゃくちゃ楽しそうで。


娘の高校だから、というのを飛び越えて
すっかり横浜高校野球部のファンに
なってしまいました!


横高の選手達みんな
すごくボディバランスがよくて
いいトレーニングを
積んできたのだなぁ
というのがよく分かりました。


それだけじゃなくてね
とっても空気がいい。
発する言葉がいい。


マインドが健康的な感じ。


で、この文章を思い出していました。

 ㅤ
コントロロジーがもたらしてくれるもの

体、頭、精神が完全に調和して、一つのものとして働いていれば、その人は間違いなく、活動的で用心深く、自制心を備えていると考えられる。さらに神経の緊張と過剰な疲労から解放された体は、現代の生活につきものの複雑な問題にうまく対処できる。バランスのとれた頭脳が宿るための理想的な容れものである。問題にぶつかったときでも、論理的に考え、落ち着いて解決できるだろう。

身体的に快適であること、冷静な頭脳、精神的安らぎは、本人にとってはかりしれない価値をもつ。今の時代にそんな幸福な人はめったにいないかもしれないが。しかしその理想のために努力するのは望ましいことだし、私たちが考えるに、このユニークな体と頭と精神の三位一体化は、コントロロジーを通じてのみ実現できる。これが達成されれば、自信が生まれる。古代アテネ人は賢明にも、〝健全なる精神は健全なる肉体に宿る〟という古代ローマの格言の考え方を、独自の形で取り入れていた。古代ギリシャ人はさらに賢明で、その教えを実践していたので、文化としてこの理想にもっとも近いところにいた。自信、落ち着き、欲求を実現する力を持とうとする意識、それに人生における新しい活力と関心が、コントロロジーを実践すれば自然に生じる。こうして私たちは幸福を得る。本当の幸福とは、価値のある仕事をやりとげたと認識することに加え、リラックスさせてくれる〝遊び〟から生ずる、もう一つの喜びに満足することから生まれるのではないか。

 ㅤㅤㅤ───ジョセフ・H・ピラティスㅤ
 



こういうことを体現してるなー
って感じたんですよね。


あとね、
力技で勝つような野球ではなく
手堅く誠実に「やるべきことをやる」
といった感じの野球でね


まさに
〝体と頭と精神の三位一体化〟
という感じがします。


そして結果は



見事、甲子園への切符を
手にしました!✨


終了後のインタビューでは
監督さんも主将の選手も揃って
「感謝」を口にしていたのですが
それが形だけの言葉じゃなくて。

 

※追記しました!


脳神経科学な観点から
Well-beingについて学んだとき
「感謝」と「笑顔」最強説
ってのが確かあったんじゃないかしら。
※これはまたちゃんと調べて記事にします!


横高野球部は脳神経科学的に見ても
最高のパフォーマンスを発揮できる状態に
あったんだろうなーって思います。


このあたりはオリンピックで活躍中の
アスリートたちにもいえるでしょうね。


連日連夜、アスリートたちから
学ぶこと多しです!