モーニングルーティン として
毎朝リフォーマーに乗るようになって1週間。
まだたったの1週間ですし
1回20分程度の軽いワークアウトですが
新しい気付きが毎日やってきて面白いです。
最近いちばんの気付きは
「課題解決よりも正しい動きを」
ということ。
私は昔から胸郭が左にシフトしていて
側弯と診断されたことはないものの
体幹の筋肉たちにはかなりの左右差があり
ずっとずっと課題に思っていました。
で、これまではずっと
胸郭の左シフトを改善するために
「胸郭を右に寄せること」
を心がけてきたのですが
ある日ふと
「恥骨の位置を胸郭のセンターに合わせる」
というのを試してみたら、これがよい感じで。
恥骨をセンターに=骨盤を左へ、つまり
胸郭を右へ、とはベクトルが真逆。
得られる結果は同じでも
正しいポジションにフォーカスするか
できていない課題にフォーカスするかで
意識はまったく別物です。
ワタクシ的〝パラダイムシフト〟でした。
また別のある日には
股関節の動きについて
またもやパラダイムシフトが。
それまでは
「あー、ここ使いすぎる癖、なんとかしたい」
と思いながらやっていたエクササイズが
股関節を屈曲する(折り畳む)場所の意識を
いつもより少し恥骨寄りに変えてみただけで
あるエクササイズで必ず感じていた
腿の前の張りが全くなく行なえました。
でもこれね、お客様とのセッションでは
当たり前にやっていることなんです。
課題点にフォーカスして
なんとかしようとするのではなく
身体を正しいポジションに置いて
動いてみるということ
関節の適切な動きを意識してみるということ。
どうやら自分には
全く使えていなかった模様...。![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
これってたぶん脳の
ネガティビティバイアスによる
無意識の思考だったのではないかな
と思います。
私たちの脳は、生存確率を高めるために
エラー検知、粗探しがとても得意に
進化してきました。
「できていない」に意識が向きやすい
という仕組みがあるのです。
お客様とのセッションでは
「よりよい動き」の習得
にフォーカスしたナビゲーションを
大切にしてきたはずだったのに
自分自身に対しては無意識な脳の癖に
邪魔されていて気づかなかったのですね。
インストラクターの私ですら
こんな感じな訳なので
お客様に対してのお声がけは
ネガティビティバイアスを助長しないよう
より一層ポジティブな方向への働きかけを
意識していこうと思いました。
みなさんも、ご自身に対しては
ネガティビティバイアスが働きやすい
ということを知っておかれるとよいかもです!