■安全で効果的な動きをガイドするために | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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この自宅セッションルームには
室外機置き場の関係でエアコンがなくて
この夏はどうしたものかと悩んでいます。

とりあえず今日は扇風機を遠くで回し
オンラインレッスンをしてみました。

が、真夏に向けて冷風扇にするか
窓用エアコンにするか、悩みどころです。




オンラインレッスンの裏側は
いつもこんな感じです。
外付けの広角カメラで自分を映し
皆さんの様子はPCのモニターでcheck。
これなら狭い部屋でも小さなPCでも大丈夫。


さて。
今日のレッスンは偶然にも
ヨガ・ピラティスインストラクターさん
お二人でのレッスンになりました。

最後にいただいたご質問について
ここでもシェアしておきますと...


私は実際に起こるべき動きと
違うキューイングをすることが
たまにあったりします。

今日の場合はスワン・プレップで
「最初にお腹を持ち上げる気持ちで」と。


ちなみにスワン・プレップというのは
こちら↓スワン・ダイブの導入的な
初級エクササイズです。
うつぶせから、このエクササイズの
スタートポジションに入るところまで。



上の動画でご覧いただくと分かるように
実際には脊柱は上から順に伸展するので
お腹が持ち上がるのは最後のはずなのですが。

では何故「お腹から」とキューしたか。


それは腰椎の過度な伸展を防ぐため。
脊柱全体が均一なカーブの伸展になるよう
腹筋たちの働きを促したかったから。

エクササイズがお客様にとって
安全で効果的なものになることが
いちばん叶えたいことなのだとすれば
「正しい情報」をそのまんま伝えることが
ベストではない場合があります。

「感覚」と「実際」にズレがある
ということはよくあるものです。

そういうときは「感覚」のほうを
優位に置いて伝えたほうが、結果的に
「正しい動き」をガイドできたりします。

レッスンで大切なのは
「正しい動き」であって
「正しい情報」ではないんですよね。

正確な情報は私たちインストラクターが
知っていればよいわけであって
その〝見たい動き〟に導くために
教科書通りでない言葉を使うことは
間違いじゃないんじゃないかな。
それがお客様のためになってるなら。

結果オーライ、ってことです。


じゃあ、
お客様には正しい情報は伝えないのか?
というと、そうではありません。


伝えるべきタイミング、
というものがあると思っています。


その然るべきタイミングは
お客様の感覚と実際のズレが小さくなり
「身体とつながった」タイミング。


そのときになれば
正しい情報をお伝えしても
正しい動きを導けるようになるので
より「コントロロジー」な動きに
なるのではないかと思っています。


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