ピラティスと脳神経科学とWell-being | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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昨年から青砥瑞人さんの元で
二つの学びを並行してきました。


ひとつは「教育」
ひとつは「Well-being」
という切り口からの
脳神経科学の学びなのですが


私にとっては結果的に
ピラティスの理解をも深めることに
つながる学びになりました。


今日あげた記事 を書くために
ピラティスさんの本を読み返していて
こんな一文を見つけました。

 
コントロロジーはふだん眠っている何千という筋肉細胞を目覚めさせることにより、ふだん眠っている脳細胞も目覚めさせるので、脳の新しい領域を活性化させ、頭の機能を刺激し、さらに高める。コントロロジーのエクササイズを初めて経験した人の多くが、気分の高揚を感じるのは何の不思議もないことだ。それまで何年もの間、彼らの頭は本当の意味で目覚めていなかったのだ。コントロロジーを継続的に行なえば、新鮮な血液の流れが脳に行き渡り、それまで眠っていた領域を新たに刺激する。もっと意義深いことに、コントロロジーは実際により多くの脳細胞を発達させる。アメリカの偉大な心理学者、G・スタンレー・ホールは「筋肉を鍛えるには、脳を強化することだ」と述べている。

 

 

 



ピラティスは「動きの再教育」
と言われたりしていますが
脳神経科学を学び始めてから
この言葉の意味がさらに
しっくりくるようになりました。


ピラティスやフィットネス
という文脈においては
Well-beingというと「健康」という言葉で
ざっくり語られることが多いのですが


脳神経科学からWell-beingを紐解いていくと
それが物質的な変化を伴うものであり
つまりは身体のしくみ(構造)からも
説明のつく物事であることが分かってきて


だからこそ
ピラティスエクササイズが
Well-beingにどう関わってくるのか
私たちピラティスインストラクターが
お客様のWell-beingな毎日のために
どんな貢献ができるのか、という領域に
進んでいけそうな気がしています。




こちら私の本棚で最近手前にいる子たち。


まだ読めてない本もいっぱいあるのに
青砥さんの次の本もポチッてしまった。(笑)