今日はDAncing Einstein 青砥瑞人さんと
現役教員の方々がタッグを組み企画された
教育者研修の2回目のレクチャーでした。
いま私は、夏に始まったこの研修会と
10月スタートのWell-beingコミュニティ
二つの脳神経科学の学びに参加しています。
たぶん一度では理解できないお話が
何度か繰り返し、切り口を変えて聞くことで
少しずつ自分の中に入ってきているような
感覚があります。
とはいえ、まだまだそれを
言語化できるところまでは程遠く。
今日のレクチャー内容をレポするのは
ちょっとハードルが高かったりするので
レクチャーとその後のグループセッションを
終えてから考えていたことを書いてみます。
それは
「身体意識」と
「自己意識」について。
今日のレクチャーテーマは
脳神経科学的『メタ認知』でした。
メタ認知とは
自己を、客観的に、俯瞰的に捉え、
自己について、学習(記憶痕跡に残)させ
自律的適応を導く脳機能のひとつ。
この「自己について見ていく」ということと
身体意識は切り離せないものなのではないか
と私は感じています。
私たちは頭脳が発達しているため
脳内シュミレーションに長けています。
身体感覚を介さずとも
たくさんの情報が自分の中に流れ込んできて
脳内シュミレーションだけの経験ばかりが
増えていく。
身体感覚が使われない。
身体意識が育まれてない。
自己意識の希薄さと
身体意識の希薄さは
けして無関係ではないはず。
だとしたら。
身体意識はメタ認知能力にも
大いに関係してくるのではないかな
と思うのです。
ジョセフ・ピラティスさんが
「まずは子どもの教育を」
と著書に綴っていること。
そして、先日もご紹介した
人間が自分自身を知らないことは体と心の働きにとっても有害でありゆっくりと、しかし着実にモラルが低下していく。その結果、不正、不道徳がはびこり自分と周囲の人々に対する責任感が低下し同時に理想や倫理的教養が失われる。
という一文。
メタ認知についてのレクチャーを聴きながら
そんなことを考えていました。
いやいや、本当は
もっとワクワクしながら
話を聴いていたのだけれど
なんだかそのワクワクが伝わらない
真面目な文章になってしまったなー。