手放すことが必要なのは | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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今日同業者のお友達と
メッセージのやりとりをしていて
はじめて気がついたこと。
結構「目からウロコ」だったこと。

私の経験上、すごく大切だと思ったので
長くなるけど書いてみようかと。




私は2年前から事務作業全般を
井坂 ななさんにお願いしています。
業務の「外注」というやつです。

この「外注する」という行動に対して
「お客様とのやりとりを手抜きする」
という誤解があるのだろうなぁ、と。

苦手なこと、弱みなことを手放すことは
必要なことだと分かっているのに
 自分でやろうと思えばできることを
 他の人にお願いするなんてあかん
 お客様とのやりとりは自分でなきゃ...
そんなふうな罪悪感的なものが
あるのかもしれませんね。

私はこれ、違うと考えてます。

「自分でなくてはならないこと」と
「自分でなくてもよいこと」、あと
「自分じゃないほうがよいこと」
というのがあるんじゃないかと思っていて

私が外注しているのは
「自分じゃなくてもよいこと」で
「自分じゃないほうがよいこと」です。

これってね、自分のためでもあるけど
実はお客様のためでもあると思うんです。

少なくとも私はななさんにお願いしたことで
お客様へのご案内が親切にできるようになり
返信の滞りやうっかりミスなどもなくなり
お客様へのサービスの質が向上しました。

さらには
「自分でなくてはならないこと」
にもっともっと注力できるようになった。

レッスン指導はもちろんですが
メールやLINEのやりとりで
お客様おひとりおひとりをフォローする
ということを以前より手厚くできるように
なったと感じています。
 あくまでも当社比です。
 行き届かないところがあったら
 どんどん教えていただきたいです!

もしかしたら
睡眠や遊び、学びの時間を削ったりして
それをやり切ることはできるかもだけど
そんなふうに「自分をすり減らして」いて
本当の本当の本当に、お客様にとっての
最高なサービスって提供できるのかな?

私は無理です。
自分が「Well-being」じゃないのに
お客様に「Well-being」な時間を
お届けすることなんてできない。




ジョセフ・ピラティスさんの言葉を借りると
─────────────────
⠀本来の健康と満足のいく
⠀幸せな生活を楽しみながら、
⠀できるだけ長く生きるためには、
⠀双方(体と心)の調和が必要
─────────────────
だから行なうのがコントロロジー
つまりピラティスだと思うんです。


私は事務作業だけじゃなく
経理も外注しているのですが
私がやるよりずっと早く
ずっと質の良い仕事をしてくださるから
私は安心して「自分の仕事」に
全力を注ぐことができています。

自分が楽するためではなくて
すべては大好きで大切なピラティスが
たくさんの方の「Well-being」に
貢献できるセカイを実現したいから。

そのためにできることは全部やる。

私自身が「Well-being」であることも
もちろんそのひとつですし
私にとっては外注もそのひとつ。

あともうひとつ書いておくと。
私がお仕事をご一緒する全てのメンバーが
「Well-being」であってほしいです。
まだまだ配慮が行き届かないこともあって
ご負担かけちゃってないかなーと心配ですが
みんなのHappyを大切にできる自分に
成長していけるよう努力していきたい。

だってそれが私のHappyだから♡

というわけで、今週末から
また新たな学びがスタートします。
それもお客様やメンバーに
かならずシェアしていきますね!

もちろん家族にもね😊