カラダの仕事は擬人化して考えると身近になります♡ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 

 

昨日A.RI.KU pilateslife-supportの仲間の
グループLINEで盛り上がっていたのは
「テレビでインナーマッスルのことが
  取り上げられていたよ」
という話題。
 
 
そういえば昨日は
ティップネスのレッスン前にも
「インナーマッスルを鍛えるには
  呼吸をちゃんとしないと意味がないって
  テレビでも言ってたわよ~」
とお客様が教えてくださったので
もしかしたら同じ番組だったのかな。
 
 
インナーマッスルというのは
「インナー」=内側(深層)にある
「マッスル」=筋肉、ということ。
対するアウターマッスルは
外側(浅層)の筋肉。
これらは位置関係における分類です。
 
 
それを「機能別」にカテゴライズすると
①ローカル・スタビライザー
②グローバル・スタビライザー
③グローバル・モビライザー
という3つのカテゴリーに分かれます。
 
 
位置関係でいうと
①深層
②中間層
③浅層
となります。
 

 
 
こういう知識って
聞いたときは「へぇ~」って思うけど
理論的に考えると難しく感じてしまったり
あんまり自分ゴトとして捉えられなかったり
することも多いのではないかな。
 
 
なので、私がよくやるのが
筋肉たちを「擬人化」すること。虹
 
 
「この子がいつもでしゃばるから
 本来の担当者が仕事さぼっちゃうの」
という具合にお伝えしたりするとね
お客様もなんとなくカラダの仕事を
身近に感じていただけているようです。ウインク

 
 

上にご紹介した
①ローカル・スタビライザー
②グローバル・スタビライザー
③グローバル・モビライザー
の仕事の役割分担について
ざっくりご紹介すると
 
 
①安定のために仕事をする筋肉たち
②丁寧な動きのコントロールを担う筋肉たち
③パワーとスピードを生み出す筋肉たち
 
 
みたいな感じになります。
 
 
それぞれに役割や担当部署が違うので
当然、仕事の量も負荷も違います。
 
 
①の筋肉たちの分担は
小さな負荷、狭い範囲の仕事。
ずっと安定的に働き続ける必要がある。
なので起きて活動中は
基本的にいつもスイッチON
20%くらいの出力で仕事し続ける感じ。
 
 
②の筋肉たちは
中程度の負荷の仕事を担当。
担当範囲ももう少し広くなります。
動きの「調整役」なので
仕事は無いときとあるときがある。
だからスイッチはON╱OFFする。
メインの目立つ仕事は担わないから
パワーの出力は50%くらいだけど
この子たちがいるから
丁寧な美しい所作が生まれます。
 
 
③の筋肉たちの分担は
大きな動きを伴う目立つ仕事とか
スピード感のある仕事
動きの方向性を決めるのもこの子たち。
わりと自己主張が強いタイプ。(笑)
広範囲で派手に仕事するから
でっかいパワーを発揮する分
すぐに疲れちゃって長続きしない。
スイッチはONかOFF。
 
 
こんなふうに筋肉たちの「仕事」を
擬人化して考えてみると
理解も深まるし面白くないですか♡
 
 
そしてね
それぞれの特長をよく知っておくと
筋肉との「コミュニケーション」
なんだか円滑になる気がします。ニコ
 
 
例えば、
「よし!こう動くぜ!」
みたいに体に命令送ると反応するのは
③のチームの子たちなんですよね。
 
 
に対して②のチームの子たちとは
もっと丁寧に詳細なやり取りをしながらの
双方向なコミュニケーションて感じ。
 
 
で、①のチームの子たちは
自動化されているような仕事なので
命令されなくても働き続けてくれる
みたいな。
 
 
だから、指示の仕方とか
コミュニケーションの取り方を間違うと
本来のパフォーマンスを発揮できない
なんてことがなきにしもあらず。
 
 
相手の特徴を知っていると
コミュニケーションは
スムーズになりますよねー。


カラダも同じ。

 
特徴に合わせたコミュニケーションで
自分のカラダと仲良くなってくださいね♡