グループLINEで盛り上がっていたのは
「テレビでインナーマッスルのことが
取り上げられていたよ」
という話題。
そういえば昨日は
ティップネスのレッスン前にも
「インナーマッスルを鍛えるには
呼吸をちゃんとしないと意味がないって
テレビでも言ってたわよ~」
とお客様が教えてくださったので
もしかしたら同じ番組だったのかな。
インナーマッスルというのは
「インナー」=内側(深層)にある
「マッスル」=筋肉、ということ。
対するアウターマッスルは
外側(浅層)の筋肉。
これらは位置関係における分類です。
それを「機能別」にカテゴライズすると
ローカル・スタビライザー
グローバル・スタビライザー
グローバル・モビライザー
という3つのカテゴリーに分かれます。
位置関係でいうと
深層
中間層
浅層
となります。
こういう知識って
聞いたときは「へぇ~」って思うけど
理論的に考えると難しく感じてしまったり
あんまり自分ゴトとして捉えられなかったり
することも多いのではないかな。
なので、私がよくやるのが
筋肉たちを「擬人化」すること。
「この子がいつもでしゃばるから
本来の担当者が仕事さぼっちゃうの」
という具合にお伝えしたりするとね
お客様もなんとなくカラダの仕事を
身近に感じていただけているようです。
上にご紹介した
ローカル・スタビライザー
グローバル・スタビライザー
グローバル・モビライザー
の仕事の役割分担について
ざっくりご紹介すると
安定のために仕事をする筋肉たち
丁寧な動きのコントロールを担う筋肉たち
パワーとスピードを生み出す筋肉たち
みたいな感じになります。
それぞれに役割や担当部署が違うので
当然、仕事の量も負荷も違います。
の筋肉たちの分担は
小さな負荷、狭い範囲の仕事。
ずっと安定的に働き続ける必要がある。
なので起きて活動中は
基本的にいつもスイッチON。
20%くらいの出力で仕事し続ける感じ。
の筋肉たちは
中程度の負荷の仕事を担当。
担当範囲ももう少し広くなります。
動きの「調整役」なので
仕事は無いときとあるときがある。
だからスイッチはON╱OFFする。
メインの目立つ仕事は担わないから
パワーの出力は50%くらいだけど
この子たちがいるから
丁寧な美しい所作が生まれます。
の筋肉たちの分担は
大きな動きを伴う目立つ仕事とか
スピード感のある仕事。
動きの方向性を決めるのもこの子たち。
わりと自己主張が強いタイプ。(笑)
広範囲で派手に仕事するから
でっかいパワーを発揮する分
すぐに疲れちゃって長続きしない。
スイッチはONかOFF。
こんなふうに筋肉たちの「仕事」を
擬人化して考えてみると
理解も深まるし面白くないですか♡
そしてね
それぞれの特長をよく知っておくと
筋肉との「コミュニケーション」も
なんだか円滑になる気がします。
例えば、
「よし!こう動くぜ!」
みたいに体に命令送ると反応するのは
のチームの子たちなんですよね。
に対してのチームの子たちとは
もっと丁寧に詳細なやり取りをしながらの
双方向なコミュニケーションて感じ。
で、のチームの子たちは
自動化されているような仕事なので
命令されなくても働き続けてくれる
みたいな。
だから、指示の仕方とか
コミュニケーションの取り方を間違うと
本来のパフォーマンスを発揮できない
なんてことがなきにしもあらず。
相手の特徴を知っていると
コミュニケーションは
スムーズになりますよねー。
カラダも同じ。
特徴に合わせたコミュニケーションで
自分のカラダと仲良くなってくださいね♡