心と身体の「自律」と「自立」 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

呼吸からはじめるピラティスライフ

50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
自由が丘/宮前平/マシンピラティスプライベートセッション/マットピラティスオンライン

頑張らなくても身体は変わる♡
自由が丘でマシンピラティス
大人世代のライフスタイルに
「普段着のピラティス」をご提案
ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 

 

 

いま読んでいるこちらの本に




「自律」と「自立」という
音が同じで似ているけど少し違う
2つの言葉が出てきます。
で、違いをちゃんと知りたくなりまして。


そして見つけたこちらのサイトにあった
こんな一説をシェアしてみたくなりました。


こうして、再度冒頭の辞書的な意味を振り返ってみると、なるほど、自立はあり方・姿勢、つまり「状態」を示しており、自律はやり方・方法、つまり「行動」を示している。

それは、対立する概念ではなく、因果関係で結ばれた概念なのだ。

われわれは自立するために自律するのである。もっといえば、目まぐるしく変化し続ける環境に適応するために、自律し続けるのだ。

自律を諦めた人間に、自分でつくる自分の明るい未来があるとは思えない。あるのは、他人がつくった他人の未来だ。他律依存、指示命令、支配服従の世界だ。

自律し自立を目指す姿勢は、現状打破の創造活動であり、他律依存の姿勢は、現状維持の改善活動である。



辞書で意味を調べても
いまいちピンとこなかったことが

 自立はあり方・姿勢、
 つまり「状態」を示しており、
 自律はやり方・方法、
 つまり「行動」を示している

という一文を読んだら
なんとなくしっくりきたのは
過去に書いたこんな記事の内容にも
つながるからかもしれません。



ピラティスインストラクターの私は
身体の仕事に置き換えて考えると
理解が深まります。


最適に「立つ」ことが「自立」で
自在に「動く」ためのスキルが「自律」で
それってとってもピラティス的で
まさに「コントロロジー」だなと思いました。





 われわれは自立するために
 自律するのである。もっといえば、
 目まぐるしく変化し続ける環境に
 適応するために、自律し続けるのだ


この部分もまさに身体と同じ。


そして、
身体の「自律」と「自立」
マインドの「自律」と「自立」
はリンクしているのではないかな、と。


上にリブログした記事にも書いていますが
子どもの「自律」と「自立」を育む上でも
身体を育てることは必要不可欠なはず


ジョセフ・ピラティスさんも
著書の中に書かれていましたが
そんなことを伝えていくこともまた
ピラティスを通じてできる
社会貢献のひとつだと思っています♡