ピラティスインストラクターは「How」を伝えよう | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスライフ・ナビゲーター
西村由美です

 



昨夜は脳神経科学者・青砥瑞人さん率いる

DAncing Einsteinさん主催の

脳神経科学レクチャー 

「メタ認知 & グロースマインドセットを深く深める」

に参加してまいりました。





青砥さんの脳神経科学レクチャーは
いつもワクワクがいっぱいです。
レクチャーの内容については
自分の中でしばらく咀嚼してから
アウトプットさせていただくとして...


今日は昨日得た気付きから
インストラクターは
「How」を伝えよう
という話をシェアしたいと思います。


先月の麹町中学校での研修会でも
昨日のレクチャーでも青砥さんは


ここでお伝えするのは
「What」と「Why」で
「How」ではありません


とおっしゃっていました。


「What」何?
「Why」なぜ?
「How」どうやって?


青砥さんのお話は脳神経科学的観点から
何?なぜ?を紐解いてくれるけど
それをどのように生かすかは
人、場、物事によって違ってくる
という感じでしょうか。


何?なぜ?を「学んで」いくことは
それを自分にどう生かすか(=How)の
「知恵」となります。


知恵とは、物事の筋道がわかり
うまく処理して行ける能力のこと。
つまり「自分で使う」が前提です。


では、ピラティスレッスンの場合は
どうでしょう?


大抵のお客様にとってレッスンは
ピラティスを「自分で使う」ために
学びに来られるというよりは
インストラクターにリードしてもらいながら
“エクササイズする”ために参加されるもの。


だから
「How」どうやって?
がポイントになるんですよね。


ピラティスの指導でインストラクターが
よかれと思ってやってしまいがちなのが
エクササイズの「How」を伝える前に
解剖学的観点から「What」や「Why」を
解説しすぎてしまうこと。汗


ピラティスは「量」より「質」
そして「動きの正確性」を
重視するエクササイズだからゆえに
そうなってしまうのだけれど
もしかしたらそれも
ピラティス難しい」って言われてしまう
一因になっているのかもしれません。


青砥さんの
「What」何?
「Why」なぜ?
「How」どうやって?
という切り口から
そんなことを考えていた私です。