「よく考えてお返事します」
誰かにこんなふうにレスしたとき
本当の本当の本当に
「よく考えて」
お返事を待ってもらっているときと
ある程度心は決まっていて
最終判断を待ってもらうときというのが
あるような気がします。
自分がこの言葉をもらって
待つ立場になることもありますよね。
「よく考える」
という言葉を検索すると
その類語としてあがってくるのは
「熟考する」
「思慮に思慮を重ねる」
「じっくり考える」
「考え抜く」
「熟思する」
「思慮をめぐらす」
「突き詰めて考える」
「思いを巡らせる」
そんな言葉たち。
これらを私なりの視点で
今風の言葉に置き換えると
「マインドフルネス」
ということになるのではないか
と思いました。
「考える」
は頭の仕事かもしれないけど
「よく考える」
は体全体を使うこと。
体全体に巡らせること。
そんなふうに思います。
つまりそれは
「自分とつながって」いなければ
できない作業だとも思うわけで
もしかしたら現代人が
忘れてしまった感覚なのかも
とも思ったりします。
でもね
いま「マインドフルネス」という
言葉やメソッドが注目されている流れは
進化によって原始に還る流れと
同じ流れの中にあるのではないかと
思うのです。
食べることも
動くことも
働くことも
休むことも
愛することも
生きることのすべては
「原始の体」と共にある。
頭も感覚も
心も体も
右脳も左脳も
Body―Mind―Spirit
ぜんぶ使って自分とつながる。
「よく考える」はコントロロジーだな。
いま、答えの先延ばしではない
「よく考える」をやっています。
ゆっくり考えてみて
と言ってくださるのが
本当に有り難い。
