父の七回忌 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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実家に飾ってあるこの写真は、
保育園の初めての運動会での娘と夫。


撮ってくれたのは私の父です。


この中に父の姿はないのだけれど
愛しい孫娘を見つめる父の優しい眼差しを
この写真はいつも感じさせてくれる。


今日は父の命日でした。
今年で七回忌になります。


七回忌の「7」という数字には、
迷いの姿である「六道」の
「6」を超える=「7」ということで、
「迷いを超える」という意味があるのだとか。


なんとなく一つの区切りのような気持ち。


7年前の今日は、
父が『今を生きることの大切さ』を
私たちに教えてくれた日。


大好きなゴルフを楽しみ、
仲良しの義兄弟たちと麻雀を楽しみ、
美味しいごはんとお酒を楽しんだ翌朝、
静かに息を引きとっていた父。


「明日死んでも悔いはない」
そんなふうに生きていくのだと
母に語っていた父は、
本当にそんなふうに亡くなって、


突然父をなくした私たちは
すごく悲しかったし寂しかったけど
同時に「よかったね」って思えた。


明日のためでなく、
昨日のためでなく、
今日のために今日を生きる。


父の命日はそれを心に刻む日。