「語りかける声」を大切にする。 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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昨日は久しぶりにブログをお休みしました。


思い返せば先月から、
「早くこちらでの生活を落ち着かせなきゃ」
と、無意識のうちに“焦り”に翻弄されていたように思います。
だからブログも「書かなきゃ」って思ってた。


焦りに翻弄されながらの行動は本意じゃない。
ピラティス的じゃないと思う。


引っ越してくる前は
「しばらくはのんびりしよう」
「暮らしを丁寧に整えよう」
「ゆっくり勉強する時間を取ろう」
と思っていたのにね。


こちらでの生活を「早く」「落ち着かせ」なきゃ?
「早く」と「落ち着く」って、なんか正反対だし。(笑)


早く~しなきゃ、って焦る気持ちは
地に足の着かない行動を引き起こしたりする。


ピラティス的にいうとこれはコントロールを失って、
アウターのでっかい筋肉(グローバルモビライザー)たちばかりが
でしゃばって働きまくっているような状態。
一昨日の記事でいうところの「叫ぶ声」ですね。


「叫ぶ声」に翻弄されていると「ささやく声」が聞こえなくなったりする。
つまり不安定になる。
「動き」には「安定」という土台がかかせない。


そしてもうひとつ「語りかける声」と例えられる筋肉たちもいます。
動きを上手にコントロールしているのがこの子たち。
動きにも安定にも関与している中間層の筋肉です。


丁寧に動く、というときには、
この「語りかける」筋肉たちが活躍します。
叫ぶ筋肉たちはブレーキかけるのが上手じゃないから、
仕事が雑になるんですよね。


昨日はだから
「とりあえずブログ更新する」
ってことはしないでおこう、って思ったんです。ニコ