先週の土曜日、とあるセミナーに参加してきました。
そのことについてはまたあらためて別記事で書くとして、
今日はそこでご一緒したじゅん姉
さんからリクエストをいただいた
女性のカラダと「骨盤底の筋」のことについて書いてみたいと思います。
ピラティスメソッドの創始者であるジョセフ・H・ピラティス氏は
コア(体幹)を「家」に例えて、力の源「パワーハウス」と呼んでいました。
横隔膜=屋根
腹横筋=壁
多裂筋=柱
骨盤底筋群=床 ・・・という感じ。
昨今では“コアのインナーユニット”というような言葉で表現されたりもします。
骨盤底筋群と呼ばれている骨盤の底の筋は、
英語の「Pelvic floor muscles」が直訳されたもの。
フロア=床 という言葉が名前にも見てとれますね。
骨盤底筋群は、人間が直立姿勢になったことで発達した筋肉なんだとか。
二足歩行をする人間の骨盤は、体幹のいちばん下に位置します。
その骨盤の底にあり、ハンモックのように内臓や上半身の重さを
筋の張力を発揮しながら支えているのが骨盤底の筋肉たちなんです。
女性の骨盤底筋群は男性に比べてゆるみやすいと言われています。
それは男性に比べて骨盤底の筋に開口部が多い(尿道・肛門・膣)から。
妊娠・出産の経験があるとなおさらです。
体幹のいちばん底で内臓の重みを支えているということは、
骨盤底筋群がゆるむと内臓たちを支える働きが低下する、ということ。
さらに、ユニットで活動する「パワーハウス」の筋肉たちは連動して働くので、
骨盤底のゆるみはインナーユニット全体の弱化とイコール、とも言えて、
内臓たちを支える力は弱まり、適切なポジションにはいられなくなる。
そして、下にいけばいくほど、上からの重みに圧迫される。
圧迫されるということは血行だって悪くなる。
つまり内臓は本来の機能を発揮できなくなる・・・かもしれない。
で、ここからがじゅん姉 さんにリクエストいただいたことの本題になるのですが、
長くなったので続きはまたあらためて別記事にさせてくださいね。