私のピラティス道 ~第11話・新たな目標~ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

呼吸からはじめるピラティスライフ

50歳からの人生は「自分の呼吸」で歩きましょう。オーガニックな呼吸でWell-beingな毎日を。そんな思いやヒントになる情報、ピラティスインストラクターの日常を綴っています。>>>
自由が丘/宮前平/マシンピラティスプライベートセッション/マットピラティスオンライン


第1話 ルーツ  | 第2話 はじまり  | 第3話 最初の試練  | 第4話 挫折寸前  |
 第5話 ボロボロなカラダ  | 第6話 カラダが教えてくれたこと  |第7話 出会い  |
 第8話  劣等生  |  第9話  苦手意識を克服せよ   |
 第10話  ピラティスインストラクターになりたい  |  第11話  新たな目標 
(この記事)




■スタジオ・ビーキューブ


2006年春、産後5ヶ月でインストラクターに復帰してすぐに、再びピラティス指導者資格を取るべく、
ストットピラティス ではない別の団体のインストラクター養成コースに通いなおした私。
レッスンに復帰はしていたものの、まだまだ産後のカラダから戻してる過程だったこともありますし、
あらためてピラティスを勉強しなおすということで、いろんな方のレッスンを受けたいなぁと思っていて。


そんなとき、大阪にストットピラティスの養成コースをやっているスタジオがあるという噂を聞いたのです。
え~なんで他の団体のコースに通う前に教えてくれなかったのよぉ~と思ったけど、時すでに遅し。゚(T^T)゚。
しかも、そのスタジオを主催されてる先生は、カナダ・トロントにあるストットピラティスの本部で、
インストラクターとしてご活躍なさった先生だと言うではありませんか!


1413022361522.jpg
 

もちろん即、「先生のセッションを受けたい」と問い合わせをしたのは言うまでもありません。
普段はお尻が超重いワタクシですが、ビビビと来たときの行動力は我ながらめっちゃ素早いと思う!(笑)
ところが、その先生の予約枠はすでにいつも満席で、新規の受け付けは行なっていないと・・・
そのかわりに別の方が担当されていたグループレッスンを体験させていただけることになりました。


そして、はじめて足を運んだスタジオ・ビーキューブ
当時は現在の場所ではなく、歴史を感じさせるレトロなビルの一室にあったのですが、
まるで外国のピラティススタジオのような、その素敵すぎる空間に足を一歩踏み入れた瞬間、
「わたしもいつか、こんなスタジオでピラティスインストラクターとして働きたい・・・」と、
自分の中では夢でしかなかった憧れが新たな目標にかわったことをはっきりと自覚しました。


そんな私に思いがけない幸運が舞い込んできたのは、体験レッスンを終えたすぐあと。
特別にお時間をつくっていただけることになり、どうしても受けてみたかった先生のセッションを
受けさせていただけることになったのです。



■新たな目標への第一歩


wataru(上泉渉)先生。
ストットピラティス 本部でピラティスを学び、インストラクターとしてご活躍ののち帰国された方。


後日受けさせていただいたwataru先生のセッションは、本当に本当に素晴らしくて、
ココロとカラダが喜んだのはもちろんのこと、感動的なくらいに勉強になるセッションでした。
「私もこんなふうにクライアントを心から満足させられるセッションができるようになりたい」
心底そんなふうに思いました。


するとセッション後、wataru先生が思いもよらないコトをおっしゃるではありませんか!
「その気があったらオーディション受けませんか」と。


ほんの数日前に自覚したばかりの新たな目標への扉が思いがけず目の前にあらわれたのです。
ですが、その頃の私は自分の知識レベルにも指導技術にも全く自信を持てなくて、
自分のことをピラティスインストラクターと名乗ることすらできなかったくらいですから、
当然、自分がビーキューブで通用するインストラクターであるとは到底思えませんでした。


でも・・・

もしかしたら・・・

オーディションを受ければ、先生から何かフィードバックをいただけるかもしれない!!!


今の自分にピラティスインストラクターとして何が足りないのか、どう勉強していけばいいのか、
オーディションを受ければwataru先生に教えていただだけるんじゃないかと―――
そう思った瞬間に「是非受けさせてください!」と、私はあつかましくも口走っていました。


つづく・・・




さて、次回からはいよいよ「書きおろし」となります。
(ここまでは旧ブログで連載していたものを再編集して掲載していました)
若干更新ペースが遅くなる可能性がありますが(^-^;、
引き続きお付き合いいただければ幸いです♪