画像:香港区議選で民主派の圧勝に歓喜する市民
☆デモも選挙も民意で勝ちぬけ!
香港人の気骨が示された。
先ごろ行なわれた香港区議選では452議席のうち、「民主派」が385議席を獲得。大陸系の中共派は59議席にとどまった。
画像:ネットニュースより
この結果を率直に歓待したい。
それより先にマスコミが煽った大嘘を暴いておきたい。
香港では、さもデモ隊が暴徒と化し、警官隊が鎮圧のために発砲する様子ばかりがクローズアップされた。しかし、それらは一部の急進的で過激な者らによる直接行動であり、大部分は穏当に民主化(ひいては分離・独立)要求の抗議デモに徹していたことがうかがえる。
中共寄りなマスコミは「暴動」をあたかも香港全土の様子であるかのようにクローズアップすることで、香港では選挙すら実施出来ない状況であるかのように煽り立てた。
しかし、過激な行動はごく一部の現象に過ぎないことが証明された。有権者はしっかりと投票場へ足を運び、しっかりと候補者を選んで投票した選挙権の行使を日本としても見習いたい。
特にここ最近、カルト創価学会票の分裂で左派系候補者ばかりが連戦連勝している沖縄県としては見習いたいところだ。
今回の選挙結果を受けてもなお香港行政長官は「市民の要求には応じない」とする考えを示した。
画像:同
行政長官としては中共の手前、そうそう弱気な態度にも出られないので、あれで精一杯なのだろうが、それにしても行政長官からして選挙結果による「真の民意」を蔑ろにするような態度である。遠からず亡命するかのように中共へ逃げなければならなくなるのではないか?
往生際が悪いのが朝日新聞。
よほど香港での選挙結果が気に食わないのか、巧妙に中共派の主張が正論であるかのように世論誘導を図っている。
画像上下:朝日新聞記事より
議席では圧倒的大差であるというのに、得票数を云々して、さも拮抗しているかのように報じている。開票でインチキをして、得票数を僅差にするのが精一杯だったのではないか?
どちらも民意で大事…としながらも、あたかも民主派が暴徒でテロリストであると言わんばかりの主張。その言葉は中共にこそソックリそのまま当てはまるだろう。
抗議デモが一層過激化して香港の治安秩序が崩壊するかのように懸念する市民の声を伝えてもいるが、懸念すべきは中共人民解放軍の突入のほうだろう。
それこそ国際秩序を大きく揺るがす事態となる。
しかしながら、人民解放軍の突入にも歯止めをかけた今回の選挙結果を改めて歓待したい。
抗議デモにあっても、選挙にあっても民主派が勝ち抜くことで、香港の分離・独立が大きく前進した。
あとは日本、特に沖縄県がどう在るかだ。