☆主体性・自主防衛を問う
４月１日、『対米自立実行委員会』や『一水会』『主権回復を目指す会』などの反米勢力は東京・有楽町マリオン前にて月例の反米街宣を行ないました。
★動画
20180401 UPLAN【官邸前・有楽町マリオン前】月例・在沖米軍新基地建設反対抗議街宣
https://www.youtube.com/watch?v=Ewj1zV_fULY
※画像・動画は宣伝ではありません！
それにしても、同街宣の動画はすっかり「街宣活動チャンネル」や「主権回復Ｙｏｕｔｕｂｅアカウント」ではアップされなくなりましたね。
街宣活動チャンネルにしても、主権回復にしても、名称は立派でもその内実が伴なわなければ、いずれそうなるということでしょう。
そう言えば主権回復を目指す会代表・西村修平ブログのキャッチフレーズは「大和魂は己を着飾るアクセサリーではない」…。いやいや、主権回復やら何やら、ご立派で高尚な文言を解いていても、その内実が北朝鮮に渡航した者らと行動しているようでは、それこそ大和魂で着飾るなと言われてしまいますよ。
本題の街宣にいきましょう。動画冒頭の抗議活動は割愛して、２７分辺りより有楽町マリオン前での街宣開始。
一水会代表の木村三浩は当日、やたら「主権回復」や「主体性」「自主防衛」「アメリカの言いなり」「トランプの言いなり」を強調していたように思えます。
途中、街宣に疑問を持った通行人が「その通りだけど、野党を勢いづかせるだけでは？」と意見しているシーンも見られました。それにしても長らく同街宣の動画を見ていて賛意を示す人って皆無ですね。
対米追従を云々する木村氏ですが、北朝鮮に行って金成日銅像前で二礼二拍手の参拝まで行なうなど、北朝鮮やロシアの言いなりに動いているアナタ（木村）に言われたくない…というのが大多数の人の本心ではないでしょうか？
動画４０分辺りには二度にわたって（北）朝鮮を訪問されたことを述べていますね。木村さん、北訪問は一度ならず二度ですか。
街宣では「北」の部分をぼかして、「朝鮮」と表現するあたり、流石ですが、当の在日や半島の人からは（日本人による）朝鮮という表現自体が差別になるらしいですよ。
北朝鮮に渡って日本人の遺骨返還を要求し、それが一部実現して日本人遺族の渡航と墓参りが出来るようになった…という自らの功績を街宣にてアピールされましたね？
しかし、その一方で北朝鮮側からどのような要求を呑まされたのか？ また、何を掴まされて帰って来たのか？ それが世間が関心を寄せているところなんですよ。
その見返りに日本では北朝鮮の核開発を「自衛」と賛美するラブ・コールですか？ 到底そのくらいでは済まんでしょう？
その一方、拉致事件には全然取り組んでいない安倍政権を批判していますが、その主体性・自主防衛で日本独自に出来ることがあるのですよ。
それは日本政府として北朝鮮の出先機関である『朝鮮総連』を締め上げることです。
民間からもそれを要求する声が高まりました。それが「行動する保守運動」による反朝鮮デモ街宣でした。
それを「ヘイトスピーチだ」「差別だ」として非難しては妨害してきたのがアナタ方ではありませんか、木村さん？
実際、アナタの周辺には妨害勢力『しばき隊』『男組』としてデモ妨害を繰り広げていた者らが当日の反米街宣にも参加しているでしょう。
山口祐二郎（同じく北朝鮮への渡航歴あり）などは男組にて「若頭」を務めていたほどの幹部です。その他、しばき隊として顔の知れ渡っている者が複数。
対米自立も離反も大いに結構です。しかし、その一方で北朝鮮やロシアにおもねっているようでは話になりません。
対米従属と言われていようと、同盟国だからこそ要求出来ることもあります。これが相手が北朝鮮や支那（中国）、ロシアともなると一切の異論・反論は許されません。
異なる意見のデモ街宣を暴力的言動で封じようとするアナタ方のように。